新刊と言っても、出てから7年経ってるけど -2ページ目

新刊と言っても、出てから7年経ってるけど

どうも!闇の末裔の漫画の新刊を待ち続けてるオタクです!

 

 

 

 

・・・というツイをして気付いたんですが、
もしかしたら私の中で「良い作品」の定義が
「良い2次創作作品」に内包される要素の優先順位が変わってきただけかもしれない。

前は「良い作品」=読後感はどうなのか?
というかなり読み手の視点に比重を置いて書いて満足していたんですが、
最近は自分が納得したい。
今、自分が2次創作で書きたいのは、自分が「納得」できるもの。
納得=「自分が良いと思う2次創作作品」であること。

自分の中の基準をクリアして、自分の納得のいくクオリティのものを書きたい。
そして今回、あんまりスッキリしなかったのは、
その「納得のいくクオリティ」を超えなかったから。

 

・・・・だ!!
あー、ようやくスッキリ!!そういうことか!
なんでこんなに満足感が無いんだろうと思ってたので、
その原因がようやく分った。

 

書いて出せばいいってもんじゃないんだな、自分的には。
自分でも知らなかった自分の習性でした。
(書いてる人は誰しもそうか。納得したものを書きたいよね)

 

そして最近、ほんと、読み手のことを考えて書いてないことも気付きました。
だって「2次創作」だもん。プロじゃない。商売じゃない。お金が絡まない。
読み手は「お客様」じゃないから、サービスの必要もない。
(同人誌を発行して販売すると、お客様かもしれないけど・・・。)

つらつらと自分の二次創作生成期を振り返ってみた。

今までそんなこと考えなかったけれど、
改めて振り返ってみると発見もあって面白い。


私が二次を書き始めたのは、とても素敵な闇末サイトさんが
あって、その方の作品が好き過ぎて自分も書きたくなったから。

①【あこがれの作家さんとの交信期】
→すごい好きな2次創作作家さんのサイトに出会う。
  そして私も書いてみたい!と思い書き始める。
 私は闇末をこういう風に見ています、とその方に伝えてるようなものでした。
 ほぼ、その作家さんに向けて書いていた。
 お互いにまっっったく違う作風、都密感だったからより想像が発展した。
 メールでもやりとりをして、お互いに感想を言い合って、その方から感想を貰えるのが嬉しかった。

②【「無力は嫌だ、力が欲しい!」期】

→交遊関係の中で、滅茶苦茶に自尊心を故意に削られ「承認欲求」が爆走してた時期。
 まぁ、今になって思えばその傷をつけてきた人に向けて書いてた。
 戦うような、挑戦状を叩きつけるような気持ちで。(相手が読んでるわけないんだけどね)
 私がいかに「無力で無能である」かを相手に説得されてさ、
 「うっさいわ、この野郎!私には想像力があるんだクソがっっ!!」

 って思って、二次書いてたわけですよ・・・・え、やだ!それ、まじ、無力で無能じゃん!!!
 でもさ、それを他人が決めちゃいかんよね!
 自分の無力さと無能さを認めていいのは自分だけなんだよ!
 私の価値は私が決める!!!と今では言えるけど、当時の若い小娘には無理だった。
 「誰かに認めて欲しい」ではなく「彼に認めて欲しい」という、明確な相手のいる承認欲求でした。
 (承認の欲求の仕方がメチャクチャだけどさ・・・)

 まぁ、そんなんで「無力は嫌だ、力が欲しい!」な16歳の気持ちがちょっと分かって
 色々、書けたよ。ありがとう、クソ元彼。


③ソフトランディング期
→闇末に出戻り、支部発見!わーい、私も投稿してみよう♡

 わー、すごい!閲覧数見れるの新鮮!(サイトに訪問数等のカウンター付けて無かった)
 ブクマ機能、新鮮!!閲覧数、伸びるの楽しい!!!・・・
 ・・正直、白状します、3作だけ、「こういうの読む方、好きかな♡」
 って勝手に自分なりに媚びた書き方したのがあって、そこから結局、グダグダ崩れて
 あ、やっぱり駄目だ。私の思ったまんまにやろう、ってまた勝手に路線変更しました。
 (結局、あんまり面白いもの書けなかった。自分的にもクオリティ的にも中途半端になった)
 そして路線変更した後に、課長秘書のマザコン化が始まった。

④課長秘書、マザコン変態エンタテイメント期

→ようやく私の持ち味出てきた。
 課長秘書で存分に遊び尽くしてる、、、、
 16歳、尊い。

・・・・って、感じの変遷だった!!!

思い返してみて、最初は明確に「その人」に向けて書いていることに気付いた。
その時は気付かなかったけれど、思い返せば、と初めて気付いた。
そして、ようやく、ほんとに自分の趣味として2次創作を楽しむ感じに
なってきた気がする。自分の趣味で、自分の楽しみのために書く。
他にも色んな世界を知って、色んな体験をして、
創作物からよりも、自分の体験を通して感性が変わった気がする。
でも、二次方面での土台の性癖は、
なんだかんだ永遠の16歳とCLAMP先生に作ってもらったんだとも実感してます。

今後も夢と現実を存分に楽しんでいくぞー!!!
おー!