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続トミーの見聞録

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2020.9.13(日)

 

 

 

長い梅雨が終わったと思ったら、

夏日、真夏日、猛暑、酷暑、残暑・・・・・。

実に暑い、熱い夏だった。

さらに、コロナ禍のため夏祭り、旅行等の自粛。

今年の夏は、散々な夏だった。

 

9月の中旬になり、朝夕の風が心地よくなり、

やっと、クーラーなしで、眠れるようになった。

 

友人と、温泉にでも行こうかと相談し、

観光客の少なそうな温泉がいいと思い、

群馬の秘境、霧積温泉へ行くことにした。

 

「母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね?

 えゝ、夏碓氷から霧積へ行くみちで、

 渓谷へ落したあの麦稈帽子ですよ。

 ・・・・・」  『帽子』 西条八十 より

 

この温泉、映画化された、森村誠一の『人間の証明』の

舞台となった温泉だ。

 

細い山道を車で登って行く。

山の奥に入っていくと、寂しさが漂ってくる。

この先に温泉があるのは、わかっているが、

だんだんと不安になっていく。

車のナビに従い進む。

 

温泉看板の掛かっている駐車場に着き、ほっとしたが、

ここから歩いて30分と書かれている。

雨上がりの山道は、少し危険を感じる。

滑らないよう、一歩一歩慎重に進む。

赤い屋根が見えると、思わず「あった!」と口ずさむ。

 

 

 
 
 

ちょっとした達成感の後、湯につかること30分。

この温泉は、カルシウム硫酸塩温泉。

透明無色の肌触りのよい39℃のため、のんびりできる。

 

山奥の 温泉宿の 初秋の日 猛暑酷暑の 心身洗う  (トミー)