前回映画「21/ラスベガスをぶっつぶせ」の記事を書かせていただきました。
その映画に出てくる、ブラックジャックの高等テクニックである“カードカウンティング”について
ご紹介したいと思います。
まず初めにこのテクニックは、すぐに誰でも使えるほど簡単なテクニックではありません。
ブラックジャックの熟練者でも、そうそう使わないであろうテクニックです。
ではカードカウンティングとはどんなものか…それは
すでに場に出たカードを一つ一つ記憶し、まだ未使用(まだ場に出ていない・まだ配られていない)の山の中に
どんなカードがどれくらい残されているかを読む高等テクニックなんです。
もちろん、カードは全部で52枚なので、その一つ一つを記憶できる力があれば可能なんですが
そういったものではありません。まだ未使用の山の中に、どれだけエース・10・11・12・13が
残っているかを読むことが大切なのです。
このカードカウンティングには様々なやり方があるのですが、ここでは最も一般的なものを紹介します。
1~13を、数字に分けることがまず必要です。その振り分けは
2~6は「+1点」、7~9は「0点」、エース・10・11・12・13は「-1点」となります。
その点をゲームの最中に一つ一つ合計していくのです。
そしてその合計がプラスの値ならばプレイヤー側が有利、マイナスならプレイヤー側が不利となります。
ではなぜこのように有利と不利に分けられるのでしょうか
それはまず始めに、本場ラスベガスなどでは、カード一束を順番に使うことが挙げられます。
順番に使い、使ったカードは戻さない、または、山の後ろに戻すのどちらかなので、例えば、エースが4枚
すでに使われれば、もう出てこないか、もう当分出てこないことを表しますね。
そして次に言えることは、エースが山の中に多い状況では、明らかにプレイヤーが有利になります。
なぜならプレイヤーとディーラーはともにブラックジャックを完成する確率は常に同じですが
プレイヤー側がブラックジャックを完成した場合、1.5倍もらえる、また2倍もらえるからです。
次に10~13の数字が多く残っている時も同じようにプレイヤー側が有利になります。
なぜなら、ディーラーは必ず17まではヒットしなければならないので、そうなると
バースト(22以上になること)する確率が高くなります。
プレイヤー側にとって、10~13のような絵札が多いということは
それだけ、ブラックジャックを狙いやすくなるということもプレイヤー有利の理由です。
また本場のラスベガスのような場所では、ダブルダウンがあり、それが効果を発揮します。
(
ダブルダウン:プレイヤーだけにある特権で、最初に配られた2枚のカードを見た段階で
次にどんなカードが来ようとも、あと1枚しかもらわないので、今この段階で賭け金を倍できる特権です。)
以上のことを逆に考えれば、なぜ小さい数が山に残っているとディーラーが有利がわかります。
山の数が小さいということは、それだけディーラーはバーストしにくくなり
プレイヤーの特権であるダブルダウンの効果が発揮が薄れるからです。
このように、自分の賭ける時を読み、ここぞという時に勝負できる技がこのカードカウンティングなのです。
これを見て、尚且つ5月31日公開の「21/ラスベガスをぶっつぶせ」を見て、
どこか旅行に言った時に、カジノに挑むぞ
って意気込んでいる方へ。
私は本場のカジノには行ったことはないのですが、一つ、このテクニックをより活用するためには
DECK数(
カード52枚1組を表す単位、1DECKなら52枚、3DECKなら156枚となる)の少ないテーブルで行うと
より効果が大きいです。
1DECKなら、例えば、エースや10~13のカードがもう4枚とも場に出ていれば、もう出ることはないと
読みやすく、カードカウンティングを行いやすいということですね。
逆に、5とか6DECKだと、260枚や312枚になるので、4枚出たからといって、また出てくる可能性が
考えられるということになります。
つまり、DECK数の少ないテーブル選びがカードカウンティングを行う上では、必須条件だと言えるでしょう。
最後に、ここまで長々と説明させていただいましたが、この方法は、カジノ側にすぐバレることがあるので
要注意
なぜなら、カードカウンティングを行うということは、それだけ、場のカードに目を配らなければ
ならないですし、変に賭け金の多い時や少ない時や、賭けない時が出るからです。
もしバレたら、どうなるのか
そんな疑問が出てきますよね。
ディーラー側にシャッフルを早めにするように指示がでたり、DECK数が少ないにも関わらず
1プレイ1プレイごとにカードをシャッフルする場合があります。
それでも続けて行っていたら、どうなるの
って疑問は、それは5月31日公開の
「21/ラスベガスをぶっつぶせ」をご覧になって下さい。
ちょっといき過ぎな結果・内容かも知れませんが、実話をもとにしているので
なかなか面白い作品だったと感じました
ではでは、次回もできれば数字の話ができたらと思います