松下電器、現在のパナソニックは大阪府門真市に本社をかまえる総合電器メーカーですよね。この世界に冠する一流企業が日本から生まれたというのは、日本にとって大きな喜びであり誇りでもあります。
ところで、みなさんはこのパナソニックという会社がそもそもどこから出発したのかご存知でしょうか。実は、もともと大阪市福島区大開2丁目で松下幸之助さんが2階建ての借家を手に入れて松下電機器具製作所を立ち上げたのがスタートなのです。
と、パナソニックのことをさもよく知っているような口ぶりですが、本当のことを言いますと、つい先日福島区を車で走っていましたら偶然パナソニック創業の地に出くわしたのです。そばの公園には石碑があって、創業者松下幸之助のことばが書かれてあり、思わずメモをとって帰ってきました。今日はそのことばを紹介したいと思います。
道
自分には 自分に与えられた道がある
広い時もある せまい時もある
のぼりもあれば くだりもある
思案にあまる時もあろう
しかし 心を定め 希望をもって歩むならば
必ず道はひらけてくる
深い喜びも そこから生まれてくる
松下幸之助
公園で一人、黙ってこのことばを読んだとき、素直に「今日からまたがんばろう」と思うことができました。一語一語がこころにしみていくのを感じることができました。ああ、深いなあ。
こんなことを思い今日も自分を励ましております。今の自分に感謝。