JR東日本千葉支社のサイクリングトレイン「B.B.BASE内房」に乗っての南房総サイクリングの後編です。
(館山・2018年1月6日)
和田浦駅からサイクリングスタート。すぐに海に出ることができます。
(2018年1月6日)
いや〜海はきれいですね。このまま海沿いを走って白浜経由で館山を目指すのが定番なのですが、自分はここから山に入りました。
目指したのは旧三芳村にある知恩院。
(2018年1月6日)
無人ですが、長い歴史を誇る由緒正しきお寺です。でも、目指したのはこのお堂の左側。
(2018年1月6日)
知恩院にはそれを語るものは何もないのですが、ネットでは特攻兵器桜花43乙型を射出するカタパルトに設置されていたレールだと広く紹介されています。(2018年1月6日)
この畑の中を一直線に貫く構造物がカタパルトのようです。ネットではカタパルト上に立っている写真も上がっているのですが、現在は畑の周囲を柵で囲っていたので敷地外からの撮影です。
もしかすると誰かが畑を荒らしたのかもしれません。
柵沿いに歩いてカタパルトまで一番近づいて撮ったのがこれです。
(2018年1月6日)
先端が崩れている様子は確認できました。
この後は一気に南下して館山の赤山地下壕跡を目指しました。
赤山地下壕は第二次世界大戦末期に館山海軍航空隊の防空壕や事務、病室などを設置した跡らしいです。
このうちの約250mに入壕することができます。
(2018年1月6日)
受付を済ませていざ赤山地下壕へ。
(2018年1月6日)
入ってすぐの場所に発電所があったのだそうです。
(2018年1月6日)
途中に医療区画の跡や士官クラスの部屋と思われる場所も見ることができます。
戦後はキノコ栽培に使われて、風呂も設置されていたのだそうです。
(2018年1月6日)
見学コースの終点の先は地上のようですね。
(2018年1月6日)
見学を終えて、先ほどの地上側から赤山地下壕を見てみるとこんな感じです。
(2018年1月6日)
この山には至る所に穴が空いていて、恐らく地下壕に繋がっているのだと思います。
付近には掩体壕もあります。
(2018年1月6日)
比較的大きなサイズですが、開口部の形状は海軍形で陸軍とは違うようです。
周囲は畑に埋もれていますが、この地域では唯一残る掩体壕らしいです。
(2018年1月6日)
海の方に降りると、アメリカ軍が上陸したという地点があります。
(2018年1月6日)
アメリカ軍はここから上陸したんですね。この結果、軍都だった館山は日本で唯一4日間直接軍制されたのだそうです。
一通り見学したので、遅めの昼食をとった後、里見の湯で体を温めました。
(2018年1月6日)
このツアーではフリークーポンがついています。この里見の湯でフリークーポンを発動させました。
身体を温めた後館山駅に向かいました。
(2018年1月6日)
すでに「B.B.BASE内房」が入線していますね。
そして駅前の房洋堂へ。
(2018年1月6日)
ここでは和菓子の詰め合わせをもらえます。
(2018年1月6日)
(2018年1月6日)
では、専用改札からホームに入ります。
(館山・2018年1月6日)
「B.B.BASE内房」をバックに愛車をパチリ。
(館山・2018年1月6日)
そして、館山を発車しました。