夏休み最後のイベントとして恒例の東京総合車両センターの一般公開に行って来ました!
(EF65 1115/EF81 81/クモハ12052/クモヤ143-8・東京総合車両センター・2017年8月26日)
入場すると早速クハ209−901がお出迎えです。
(クハ209−901・東京総合車両センター・2017年8月26日)
JR東日本のVVVFインバータ車の礎となった901系A編成の先頭車。209系が登場した後は量産化改造されて209系900番代となりました。廃車後、クハ209−901が東京総合車両センターで保存されています。なお車号や形式標記は登場時のクハ901−1に改められています。
まずはパンタグラフやコンプレッサなどが展示されている建屋に入ります。建屋内ではE231系0番代B42編成とE231系500番代A513編成が検査を受けているようです。
ん? クハE230形500番代なのに10号車?
(クハE230-513・東京総合車両センター・2017年8月26日)
よく見たら所属標記は八ミツになってる!
(クハE230-513・東京総合車両センター・2017年8月26日)
ということはA513編成は出場後三鷹車両センターに転属して、中央・総武緩行線で使用されると言うことですね。
(モハE230-84/クハE230-513・東京総合車両センター・2017年8月26日)
ウグイス帯のA513編成はこれが見納めですね。
次の建屋には車体上げ下ろし体験に使用した常磐緩行線のE233系2000番代がいました。
(クハE233-2017・東京総合車両センター・2017年8月26日)
そしてトラバーサの向こう側の建屋には黄色い帯のE231系500番代A510編成がいました。
(クハE233-21/クハE231-510・東京総合車両センター・2017年8月26日)
この建屋ではE233系0番代T21編成を使用した車掌体験を実施しています。
(クハE232-21・東京総合車両センター・2017年8月26日)
普通表示が面白いですね。
そしてA510編成。
(クハE230-510・東京総合車両センター・2017年8月26日)
このあと10両編成に組成して出場すると思われます。
今年の車両展示は国鉄型でした。
(EF65 1115/EF81 81/クモハ12052/クモヤ143−8・東京総合車両センター・2017年8月26日)
EF65形は500番代Pトップではなく1000番代PFに「出雲」ヘッドマーク掲出していました。
(EF65 1115・東京総合車両センター・2017年8月26日)
自分は「ブルトレ=EF65P」でスタートしましたが、ブルトレ牽引期間の長さから言えばEF65PFの方がずっと長かったので、一般的にはEF65PFの方が馴染み深いと思います。
EF81 81はお召し装飾で展示。
(EF81 81・東京総合車両センター・2017年8月26日)
せっかくならEF58 61と並べて欲しかったです。
旧形国電のクモハ12形。
(クモハ12052・東京総合車両センター・2017年8月26日)
17m級の旧型国電のうち、モハ31系の生き残りは今やこのクモハ12052だけとなっています。
牽引車のクモヤ143形。
(クモヤ143−8・東京総合車両センター・2017年8月26日)
クモヤ143形は牽引車としての機能だけではなく、救援車の機能も持っているほか、車体は荷物車なども考慮した設計になっていました。実際クモニ143形、クモユ143形、クモユニ143形という派生形式が登場しています。
主電動機の展示もお馴染みですが、今年はE235系のMT79形主電動機が展示されていました。
(東京総合車両センター・2017年8月26日)
MT79形は全閉形となったのが大きな特徴。このほかMT75形、MT73形、MT68A形、そしてMT73形(カットモデル)が展示されていました。
そして空飛ぶ台車!
(東京総合車両センター・2017年8月26日)
今年もいろいろ楽しめた東京総合車両センターでした。