東武鉄道のSL「大樹」が8月10日から運行を開始したので、撮影しに行って来ました。
(SL「大樹」C11 207・大桑〜新高徳・2017年8月10日)
SL「大樹」の正規ダイヤは1日3往復するのですが、運行開始初日は機関区で式典を執り行ったため2往復の運行となり、最初の下り列車は関係者を乗せていました。
まずは鬼怒川温泉まで電車に乗りながら、撮影ポイントを軽くロケハン。鬼怒川温泉でレンタカーを借りて、ポイントを再確認しながら移動しました。そして今回は大桑〜新高徳間で撮影することにしました。
あまり開けていないので撮影する人はそれほど多くはありませんでしたが、SLメインで考えると良さげです。
そして汽笛は鳴らしながらSL「大樹」がやって来ました。
(SL「大樹」C11 207・大桑〜新高徳・2017年8月10日)
運行開始を記念して日章旗を掲げられていますね。
スピードがかなり遅いので、全然違うアングルで撮影できてちょっとお得でしたね(笑
(SL「大樹」C11 207・大桑〜新高徳・2017年8月10日)
撮影後は鬼怒川温泉駅に戻って、折り返しの様子を見ることにしました。
SL「大樹」は3番ホームに入線していました。そして特急が発車した後C11 207+ヨ8634は一旦鬼怒川公園駅側に引き上げて、2番ホームに入線。
(鬼怒川温泉・2017年8月10日)
そして下今市駅側に移動していきました。
(C11 207・鬼怒川温泉・2017年8月10日)
(C11 207・鬼怒川温泉・2017年8月10日)
(C11 207・鬼怒川温泉・2017年8月10日)
(C11 207・鬼怒川温泉・2017年8月10日)
ターンテーブルの周囲はたくさんの人で賑わっていました。
このターンテーブルですが、なんと鬼怒川公園駅の前にあります。
(C11 207・鬼怒川温泉・2017年8月10日)
駅前にターンテーブルがあるので、誰でも手軽にSLの方向転換を見学することができていい感じですね。
お次はホームに行ってみましょう。
客車はJR四国から譲渡された14系座席車。
(SL「大樹」スハフ14 1・鬼怒川温泉・2017年8月10日)
テールマークもちゃんと用意されているので、機回ししている間も存在感がありますね。
屋根上に追加された東武無線アンテナがいいアクセントになっています。
(SL「大樹」スハフ14 5・鬼怒川温泉・2017年8月10日)
中間車はオハ14 1。
(オハ14 1・鬼怒川温泉・2017年8月10日)
側面の方向幕は「SL大樹 下今市↔鬼怒川温泉」と「SL大樹 鬼怒川温泉↔下今市」の2パターンがあるようです。
SL「大樹」を後尾から補助するのがDE10 1099。
(SL「大樹」DE10 1099・鬼怒川温泉・2017年8月10日)
ヘッドマークならぬテールマークがついていました。
方向転換後、待機しているC11 207とヨ8634。
(ヨ8634・鬼怒川温泉・2017年8月10日)
車掌車ヨ8000形の車内には東武ATS装置と車上子が搭載されていて、C11 207とはジャンパ連結器で結ばれています。
つまりC11形とヨ8000形は一心同体で運行されます。
準備が整ったところで、C11 207+ヨ8634が入線。
(ヨ8634・鬼怒川温泉・2017年8月10日)
ヨ8000形には入換に備えて前照灯が備えられていました。
そして連結。
(SL「大樹」C11 207・2017年8月10日)
この列車が一般客を乗せた実質的な一番列車ということで、開業記念プレートが装備されていました。
SL「大樹」を見送った後、下今市駅に移動。すでにSL「大樹」は方向転換と機回しが完了していました。
(C11 207・下今市・2017年8月10日)
日章旗やプレートも外されて、本来の姿になったようです。
ちなみに上にある跨線橋は展示室や転車台広場に行くために設置されたものです。
(下今市・2017年8月10日)
(下今市・2017年8月10日)
展示室から外に出ると転車台広場があります。
(下今市・2017年8月10日)
こちらの方向転換と機回しの風景も見てみたいですね。
SL「大樹」は一旦浅草側に引き上げた後に入線。そして出発していきました。
(SL「大樹」C11 207・下今市・2017年8月10日)
初日とあってなかなかの賑わいを見せたSL「大樹」。今後を見守ってきたいと思います。