「SLやまぐち号」用客車として新潟トランシスで製造された35系4000番代を新山口で見てきました。
(オロテ35 4001・新山口・2017年6月3日)
35系4000番代はオハ35形、オハ31形、マイテ49形をモチーフとして新潟トランシスで新製されました。空調完備でボルスタレス台車を装着するなど、現代の技術を活かしつつ、車体はレトロ調に仕上げてあります。
そのため、巷では新型旧型客車といわれていますが、それも納得できる出来映えです。
1号車のオロテ35形4000番代はマイテ49形をモチーフとした展望室付きグリーン車です。
(オロテ35 4001・新山口・2017年6月3日)
展望デッキ側面と中央は扉になっていますね。
2号車のスハ35形4000番代はオハ35形がモチーフです。
(スハ35 4001・新山口・2017年6月3日)
ディーゼル発電機を搭載しているので、車重が重くてスハ標記となっています。
3号車はナハ35形4000番代。編成で一番軽量な車両です。
(ナハ35 4001・新山口・2017年6月3日)
車内にはSLを学ぶことができるスペースがあるそうです。
4号車はオハ35形4000番代。
(オハ35 4001・新山口・2017年6月3日)
こうしてみるとオハ35形のイメージを保っているのがわかりますね。
5号車はスハテ35形。
(スハテ35 4001・新山口・2017年6月3日)
オハ31形をモチーフとした狭窓、ダブルルーフ風の車両です。
オープンデッキの展望室とバリアフリー設備が備わっています。
35系4000番代は9月から運行を開始するとのこと。早く乗ってみたいものです。