毎年恒例となっているJR東日本大宮総合車両センターとJR貨物大宮車両所の一般公開イベントに行って来ました。
(DD51 842/EF65 2139/EF65 501・大宮総合車両センター・2017年5月27日)
車両展示はJR貨物のEF65 2139をセンターにJR東日本のDD51 842とEF65 501という国鉄色豪華3点セット。自分が行ったときは、EF65 2139に新鶴見機関区のJR貨物30周年記念ヘッドマークを掲出していました。
そして烏山線の蓄電池電車EV-E301系「ACCUM」。
(EV-E301-2・大宮総合車両センター・2017年5月27日)
第2編成が展示されていました。
ちなみに試乗会列車は253系1000番代です。
大宮車両所の人気イベントとなっている機関車吊上実演。今年はEF65 2057でした。
(EF65 2057・大宮車両所・2017年5月27日)
1エンド側には大宮車両所のJR貨物30周年記念ヘッドマークを掲出。
2エンド側は新鶴見機関区のヘッドマークでした。
(EF65 2057・大宮車両所・2017年5月27日)
庫内にはEH500の姿が目立ちました。
(EH500-67・大宮車両所・2017年5月27日)
このEH500-67は門司機関区所属機。JR貨物のEH級電気機関車は全て大宮車両所で全検を行うそうです。EH級、つまりEH800も含まれているそうなので、何年かすると全検を受けているEH800を見ることができるかもしれません。
国鉄型電気機関車ではEF65とEF64の全検を受け持っています。
(EF64 1020・大宮車両所・2017年5月27日)
ハイブリッド機のHD300も入場していました。
(HD300-14・大宮車両所・2017年5月27日)
HD300形は昨年も入場していたのですが、今年はエンジンルームの扉が開いていたので、エンジンを見ることができました。
(HD300-14・大宮車両所・2017年5月27日)
VVVF装置ユニットと永久磁石同期電動機は今年も見ることができませんでした。
DE10に搭載されているエンジン、DML61ZBもありました。
(大宮車両所・2017年5月27日)
そんなDE10形ですが、このDE10 1557が最終全検出場車となるのだそうです。
(DE10 1557・大宮車両所・2017年5月27日)
これで大宮車両所で液体式ディーゼル機関車の全検は行わなくなるということですね。1つの時代が終わった感じで寂しい限りです。
意外と注目度が高いのが、205系トップナンバー。
(クハ205−1・大宮総合車両センター・2017年5月27日)
205系ケヨ24編成のうち、クハ205とモハ205、クハ204の3両は検修技能訓練所の訓練車両として使用されています。
そして今年は入場している小田急4000形を見ることができました。
(クハ4061・大宮総合車両センター・2017年5月27日)
JR東日本は常磐線に無線を使った列車制御システムCBTC(Communications-Based Train Control System)の導入を2020(平成32)年までに予定しており、それに対応する保安システムの搭載改造をしていると思われます。
小田急4000形はJR東日本E233系をベースとしているので、大宮で改造しているのかと思われますが、それにしてもJRの工場で改造工事を受けている小田急車両という光景は不思議に感じますね。