初めて乗った南海高野線 | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

今日は南海高野線を初乗りしてきました。

(「天空」モハ2258/「こうや」モハ30004・極楽橋・2016年5月26日)
南海高野線は難波~極楽橋間の路線で、南海本線と並ぶ南海電鉄のメインルートです。
この高野線はふたつの性格を持っています。ひとつは橋本以北の通勤路線。もうひとつが世界遺産の高野山へ観光ルートです。
運転系統も橋本以北の運行と、橋本以南の運行、そして難波~極楽橋間を直通列車に分かれます。
運行系統がわかれている理由のひとつは利用客数が大きく異なること。そしてもうひとつが高野線橋本~極楽橋間が急勾配と急カーブが連続する山岳区間だということです。
そのため橋本以南には20m級車体が入線できません。
というぐらいの予備知識を持って、和歌山のホテルをチェックアウト。JR和歌山線で橋本駅を目指すことに。
すると、いきなり105系の真田丸ラッピング車がホームにいました!

(クハ104-506・和歌山・2016年5月26日)
明るいところで拝むことができてラッキーです。
ということで1時間ほど、MT55サウンドを聞きながらDT33形台車に揺られまくって橋本まで進撃(笑

(クハ104-506・橋本・2016年5月26日)
後ろに南海高野線のホームが見えますね。
ここで真田丸とはお別れ~。

(クモハ105-506・橋本・2016年5月26日)
ここから南海高野線の旅が始まります。

(モハ2354・橋本・2016年5月26日)
さすがに赤備え編成ではないですね(笑
ちなみにこの車両の顔の色は高野山の名所である「根元大塔」から採用されているのだそうです。

さて、実際に乗ってみてわかったのは、そして高野下以南の勾配とカーブのきつさが半端じゃないこと。なんと50パーミル勾配と半径100mカーブが連続しているのです。そのため、同区間は33km/hに制限されています。
それから駅もほぼ秘境駅ですね。

(モハ2354・紀伊神谷・2016年5月26日)
橋本~極楽橋間は普通列車で約40分、特急でも約30分かかっています。
そして終点の極楽橋に到着。
31000系「こうや」が停車していました。

(「こうや」モハ31002・極楽橋・2016年5月26日)
ところで、極楽橋駅は私鉄にありがちな観光地の終点とは全然ちがって、駅の中も外もなんにもありません。
ここからはケーブルカーに乗り換えるのが大前提です。

(22・極楽橋・2016年5月26日)
つまり南海高野線で高野山を頑張って登って来て、行けるところまで来たのがが極楽橋駅。ここから先はケーブルカーに乗り継ぐための、中間駅みたいな存在だったのにはびっくりしました。
ということでケーブルカーで高野山駅に向かいます途中ですれ違うのはケーブルカーのお約束。

(11・極楽橋~高野山・2016年5月26日)
そして到着した高野山駅の駅舎は立派でしたが……。

(高野山・2016年5月26日)
ここもバスやタクシーに乗り換えるためのポイントに過ぎないようです。
余談ですがここからバス専用道路が存在しています。

(高野山・2016年5月26日)
そんな感じで高野山を観光し(レポートは省略w)
帰路は「こうや」で帰ることにしました。乗車する「こうや」は30000系、となりに2200系観光電車「天空」が停車していました。

(「天空」モハ2258/「こうや」モハ30004・極楽橋・2016年5月26日)
はて? 今日は「天空」運休日だったと思ったのですが。
そして「天空」に戦国BASARAのラッピング車が連結されていました。
真田幸村は定番キャラですね。

(極楽橋・2016年5月26日)
これは幸村の父、真田昌幸らしいです。

(極楽橋・2016年5月26日)
そして幸村の兄、真田信之。

(極楽橋・2016年5月26日)
なんだか強そうだな。
ということで南海高野線ではなにか面白そうなことをやるみたいですね。