3月25日に就役した護衛艦「いずも」の9000人限定の特別公開に運良く当選したので行ってきました。当選した枠は4月11日の第2回、10時~11時30分ということで、早起きして横須賀へ向かうと、「いずも」は前回見に行ったときと同じ場所に係留されていました。
あいにくの雨模様ながら第1回組の人たちが見えますね。甲板の人の大きさから見ても「いずも」の大きさがうかがい知れます。
見学時間が近づいたので「いずも」へ向かって移動。一旦艦尾側に行ってから乗艦する手順でした。巨大なのに「いずも」の文字が小さいのが面白いです。
後部側舷の開口部にはロープなどが備えられていました。
「いずも型」を特徴づけているのが、後部の第2エレベーター
日本の艦艇で初めて採用されたデッキサイド式エレベーターです。これによって大型機の格納も容易になりました。
乗艦はこの大型ランプから。
折りたたみ式で、30t以上の車両を自走で第5甲板に入れることができます。
第5甲板は長さ125m、幅21m、高さ7.1mという巨大な格納庫になっています。
スライド式の防火シャッターは2カ所あり、格納庫を区分することが可能。
デッキサイド式エレベーター部分にはスライド式のシャッターが設置されています。
「いずも」のロゴと「疾風、迅雷」「勇躍」の言葉が勇猛ですね。
第1甲板へは前部の第1エレベーターを利用します。
エレベータの昇降スピードはかなり速かったです。
これはなかなか貴重な体験でした。
第1、第2エレベーター以外にも小型のエレベーターが3基ありました。
第1甲板は長さ245m、幅33mと広大です。
ヘリコプターの発着スポットは5カ所。さらに駐機スポットが1カ所設けられていました。
第1甲板先端部には高性能20mm機関砲(CIWS)が設置されています。
CIWSは第1甲板後部脇にもあります。
アイランド式艦橋の前部にはSeaRAMシステムが装備されています。
レーダーはOPS-50、OPS-28、OPS-20が各1基備わっています。
艦橋後部には航空管制室があります。
デッキサイド式の第2エレベーターを第1甲板から見るとこんな感じ。
こっちも乗ってみたかったな。
「いずも型」では第1甲板左右にキャットウォークがあります。
ちなみにこれは対海賊用のスピーカーなのだそうです。
この旗は旗艦司令官が乗艦しているときに掲揚されるとか。
第1エレベーターで第5甲板まで戻ると見学終了という感じです。
側舷に魚雷発射管?
これはMk.137デコイ発射機です。
そんな感じで「いずも」を堪能してきました。