【ブルートレインの思い出】(その1)「初めて乗ったブルトレとブルートレインブーム」 | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

「北斗星」の臨時化でブルートレイン車両を使った特急列車の定期運用は終了しました。「北斗星」の臨時運転は8月までと言われていて、ブルートレイン急行「はまなす」も風前の灯火だと言えます。
そんなわけで特別企画としてブルートレインの思い出でもお話しします。

自分が初めてブルートレインに乗車したのは1974(昭和49)年12月のことで、上り「瀬戸」に宇野から東京まで乗車しました。母親の実家が愛媛県だったので「しおかぜ」と宇高連絡船を乗り継いでの利用でした。
車両は20系で牽引機はEF65形500番代Pでしたが、なにせまだ幼稚園児なので写真はありません(笑
20系といえば52cm幅の3段寝台で大人の人は窮屈そうでしたが、これまた幼稚園児の体格では全然窮屈さを感じることはなかったです。

1977(昭和52)年ごろにブルートレインブームが始まりましたが、当時、自分は札幌に住んでいたので、生のブルートレインを見たのは1979(昭和54)年のことになります。
神奈川県相模原市にある父親の実家に帰省したとき、ポケットカメラを持って東京駅に行ったわけですが、ホームはカメラを持った人であふれかえってました。ですのでそこかしこで人が見切れています(笑
栄えある1列車「さくら」です。このアングルは結構有名ですね。

(「さくら」EF65 1112・東京・1979年8月)
今なら罵声大会になるぐらいの人でしたが、このときは平穏無事でした。あと、写真が下手なのはご勘弁を(笑
この頃のブルートレインは基本的に12番ホームと13番ホームから発着していました。そしてホームのない中線となる11番線を挟んで9、10番ホームが横須賀線ホームだったので、横須賀色の113系が見切れています。

13番ホームから発車していた「はやぶさ」は一旦10番線を通過して、東京~神田間で機回しをして入線していました。

(「はやぶさ」EF65 1116・東京・1979年8月)
12、13番ホームは、現在の新幹線22、23番ホームの位置にありました。

上り列車も早朝から大勢の人たちで賑わっていました。
初めて乗車したブルートレイン「瀬戸」も24系25形とEF65PFに変わっていました。

(「瀬戸」EF65 1114・東京・1979年8月)
「瀬戸」と並ぶ人気列車の「出雲」です。

(「出雲」EF65 1110・東京・1979年8月)
そして元祖ブルートレインの「あさかぜ」。」

(「あさかぜ」EF65 1100・東京・1979年8月)
ヘッドマークがかなり痛んでいますね。
当時日本最長距離列車だった「富士」。

(「富士」EF65 1098・東京・1979年8月)
所要時間が24時間以上ということで、ブルートレインブームの火付け役になった列車でした。
しかしなぜか「みずほ」の写真がない。しかもこの現象はその後も続くのでした(笑

それにしてもひどい写真だな(笑
それになんで縦位置で撮影していたんだろう?
そんなことを思った小学生時代の夏の思い出でした。

ブルートレインブームを札幌から見ていた自分でしたが、1979(昭和54)年の冬に2度目のブルートレイン乗車の機会が訪れました。2度目の列車も上り 「瀬戸」でしたが、車両は20系から最新型の24系25形100番代に変わり、20系の52cm幅3段寝台に対して、24系25形100番代は70cm幅 の2段寝台とあらゆる部分で居住性が向上していました。「瀬戸」にはその後1983(昭和58)年ごろに下り列車に乗車。そして瀬戸大橋開業後の 1988(昭和63)年8月にも乗車しましたが、これがブルートレイン「瀬戸」に乗車した最後で、次に乗車したときは「サンライズ瀬戸」となっていまし た。