その列車名は「TWILIGHT EXPRESS 瑞風(みずかぜ)」。3月13日で廃止される「トワイライトエクスプレス」の志を受け継ぐ列車となるようです。2月19日にはスペシャルサイト も開設されました。

(JR西日本瑞風スペシャルサイト より)
スペシャルサイト では大阪を出発した「瑞風」が京都から山陰本線に入って西へ向かい、山陽本線を東へ戻る様子がCG映像で再現されています。
編成はハイブリッド車の10両編成。

(JR西日本瑞風スペシャルサイト より)
両端は展望スペース付先頭車で、先端のオープンデッキタイプの展望台の上には運転台あるようです。中間に食堂車とラウンジカーを連結し、先頭車との間に3両ずつ個室寝台車を連結します。個室は1両あたり3室あるタイプと1両に1室しかないタイプの2クラスとなるそうです。定員は30名程度とのこと。
最上級クラスとなる、1両に1室しかない個室は、プライベートバルコニー付のエントランスとリビングルーム、ベッドルーム、そしてバスルームで構成されています。

(JR西日本瑞風スペシャルサイト より)
JRの車両でバスルームがついたのはJR東日本「夢空間」のデラックススリーパー以来となりますが、そのデラックススリーパーでさえ、特別室1室とツインルーム2室の3室あったわけですから、いかに贅沢な個室なのかが想像できます。一体いくらなんでしょうね?
ともあれ豪華夜行列車を確立した「トワイライトエクスプレス」の精神はこの「瑞風」にも息づくことを期待したいですね。