
(2011/1707/1501/1057/606-1/2101/811-1・京急ファインテック・2014年5月25日)
相変わらず壮観ですね。今年の主役はやはり「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN(京急イエローハッピートレイン)」1057Fでしょう。

(1057F・京急ファインテック・2014年5月25日)
5月1日から3年間の予定で営業運転を開始した「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」のモチーフはなんと電動貨車なのだそうです。

(デト15・京急ファインテック・2014年5月25日)
事業用車として黄色に塗装された電動貨車は普段滅多に見る事ができないため、「しあわせの黄色い電車」として人気があるのだとか。
この「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」の登場により、京急オリジナルの赤と「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」による信号機トリオが完成しました(笑

(1057/606-1/2101・京急ファインテック・2014年5月25日)
「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」と同じく5月1日から運行を開始したのが1500形1501F「大師線赤札号」です。

(1501・京急ファインテック・2014年5月25日)
これは10年に一度執り行なわれる川崎大師の「大開張奉修」で授与される赤札をモチーフに、白帯部分を赤くして真っ赤な車体としたものです。こちらは5月31日までの運行なので、見る事ができるのもあとわずかです。
撮影会には京急の現役車両が勢揃い。左から新1000形、新600形、2100形、800形です。

(1057/606-1/2101/811-1・京急ファインテック・2014年5月25日)
そしてこちらは左からデト17形、2000形、1500形VVVFインバータ車、1500形です。

(デト15/2011/1707/1501・京急ファインテック・2014年5月25日)
例年通り工場で整備中の車両も見る事ができました。

(京急ファインテック・2014年5月25日)
解体線には800形808Fが。

(808-3・京急ファインテック・2014年5月25日)
車号など各部が切除されるなど痛々しい姿でしたが、その分普段見えない場所を見ることができたようです。
こちらは次の解体候補でしょうか?

(814-6・京急ファインテック・2014年5月25日)
そんな解体線の800形に挟まれていたのが1000形。今年はシートが外されていて、じっくり観察することができたのがラッキーでした。

(1351・京急ファインテック・2014年5月25日)
1968年から始まった都営1号線(現・浅草線)と相互乗り入れに備え、1959年から製造開始。1958年に1000形の試作車的位置づけで4両が製造された旧800形の編入車も含め、1978年までに合計356両が製造されました。1961年製造分以降は貫通扉付きのこのスタイルにフェイスリフトされ、それ以前の非貫通二枚窓の車両も貫通扉付きに改造。以後しばらくこのスタイルが京急の“顔”となりました。
最後に残ったのは1351と1356で、2010年6月27日の営業運転終了後も事業用車として残っていました。

(1351・京急ファインテック・2014年5月25日)
その後2011年3月29日付けで除籍されています。

(1356・京急ファインテック・2014年5月25日)
ちなみに1356は1000形のラストナンバーです。
この1000形ですが、多少の痛みが出ているのが気になるところですが、是非とも整備して保存してもらいたいですね。

(1351・京急ファインテック・2014年5月25日)
実は今回の裏主役はこの1000形だったような気がします。