
150ccスクーターの強みは高速道路を通行できるという点にあります。今回はそのメリットを最大限活かすべく、中央自動車道調布インターチェンジから高速道路に入りました。ETC車載器をつけていないので一般車扱いですが(笑

初めての高速道路でしたが、最高速度100km/h巡航も問題ありませんでした。流れには充分乗ることができるぐらいで、動力性能的な不安はまったくありませんでした。ただ荒れた路面を走るとその振動がそのまま伝わってくるので、注意は必要でしたが。
調布から河口湖インターチェンジまで一気に走って、河口湖に到着。

東京は曇り空で時折雨が降っていましたが、こちらは晴れていて気温もかなり高めでした。
富士急行河口湖駅には旧標準色に塗装された1200形が発車準備をしていました。

元京王5000系が活躍する私鉄の中で一番東京に近い富士急行ですが、今後置き換えられていくのか気になるところです。
富士山駅の工場では京王色に塗り戻された1200形が検査を受けていました。

富士山駅に入線する5000形トーマス号は、今のところ富士急行最後の自社発注車です。

富士山駅は富士吉田駅を改称したのですが、個人的には改称する必要はないのではと思うのですけどね。
昼食は富士山駅近くの研考練へ。

ここの名物である揚げ出しうどんをオーダーしました。

揚げてある麺が独特な食感で美味しいです。

これで500円は安いと思います。
続いて下吉田駅に立ち寄りました。

ドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治氏がアレンジした駅舎はそれなりにおしゃれです。
でも自分の本命はスハネフ14 20です(笑

ご丁寧に「富士」のテールマークを掲出しています。
元国鉄車同士の出会い。

休日になると183系もやってきて賑やかになる富士急行でした。
しばらく下道を走って途中で給油。高速道路で全開走行したせいか燃費は37.9km/Lでした。街乗りだと44km/L行くのですけどね。
日本三大奇矯のひとつ、猿橋を見物しました。

いつみても構造が面白いと思います。
この橋の向こう側にはかつて中央本線が通っていました。烏沢~猿橋間は長大鉄橋を避けた旧線があり、今でも遺構が残っています。

このトンネルは今回初めて立ち寄りました。
中央自動車道にも上野原インターチェンジ~談合坂サービスエリア間に廃道になった区間があります。

この区間は急カーブが多かったのですが2003年に現在のルートに切り換えられました。
帰りは上野原インターチェンジから高速に乗りました。国立府中インターチェンジの先から渋滞がありましたが、バイクはまったく無関係なのでスムーズに帰還しました。
今回のツーリングでPCX150は高速道路でも充分走れることを確認しました。やはりETC車載器を買いたいところです。