日立市の昇降式歩道橋 | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

先日の茨城ドライブ中、日立市内の国道245号線を走っていたところ、変わった形の歩道橋を見つけました。
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道路の両端の部分が塔みたいな構造になっていますね。実はこれ、道路を跨ぐ部分が昇降式になっている歩道橋で、写真の河原子とその南側の水木と2箇所設置されています。
この先に日立製作所関連の工場があり、そこで製造された大型タービンなどを日立港へ輸送する際に、跨ぐ部分を5m上昇させるのだそうですが、テレビで紹介されたこともあるので、知っている人も多いのでは。

輸送する時間は深夜から早朝にかけて。その時間帯は245号線も通行止めとなり、さらに信号も回転して、障害物をなくすのだとか。もの凄く大がかりなことをしているのですね。でも夜中に見に行くのは大変そうですね。
歩道橋自体は国が管理していますが、昇降装置は日立製作所が管理していて、年に一度解体検査を行なうらしいです。その際の最終テストは昼間行なうらしく。日中歩道橋の昇降を見ることできる唯一のチャンスなのだそうですよ。

運河や川で舟を通すために昇降する橋は各地にありますが、貨物を通すために昇降する橋の例は非常に少ないと思います。