今日、ある本のあらすじを話してくれる人がいて、SF作品の壮大さに圧倒されておりました。

いや、本の話をしたいのではなく、この本の結末を聴いている時に、ふと思ったことがありまして・・・ここに残しておこうと思いました。

 

その本の結末は、『次々と人間が死んでいき、最後まで残る者が地球の滅亡を見届ける』というもので、ある者たちは恋人同士寄り添うように死んでいき、ある者は好きなことをしながら死んでいく・・・など死に方は様々。それを見届けていくものがいる・・・とかいう話のようです。

この時、ふと『もし、この本に自分がいたら、生き残る側ではいたくないな・・見届ける側は怖い』と思いました。そして、同時に『でも、この現実世界で、死ぬか生きるか、どちらが怖いかと聞かれたら、死ぬ方が怖い』と思いました。

そこで、正反対の選択をしても同じ感情を抱いていることに気づきました。

 

もしや、『死ぬ』ことそのものを恐れているのではなく、もっと違うことを恐れているのではないか。

死ぬ又は生き残ることで生じる別の何かを恐れているのではないか。

そして、その『何か』は共通しているのではないか・・・と。

 

『何か』とはなんなのでしょう。

 

届きそうで届かない、見えそうで見えない壁に当たり、消化不良のまま就寝ですzzz

 

おやすみなさい星空