ハナミズキ ~江古田の森公園~
練馬区はハナミズキの街路樹が多いように思えますが、そのハナミズキが今、見頃を迎えています。.
撮影:4月6日
練馬区美術の森緑地前街路に並ぶハナミズキ
ハナミズキ(別名アメリカヤマボウシ)は街路樹としてなど各地に普及してますが、北アメリカ原産で主にアメリカ合衆国東海岸からミシシッピ川あたりまで自生し山岳部や西海岸では見かけないようです。米国では日本の桜前線のようにハナミズキ前線が報道され、ハナミズキの花を見る行楽が行われる地域もあるようです。日本で普及した経緯はあまり知られてませんが、家から自転車で十数分の中野区江古田の森公園にそのルーツがありました。
撮影:4月6日、9日 中野区 江古田
中野区 江古田の森公園
園内は公園と言うより樹林です
イチョウ、シダレヤナギ、タラヨウ、アメリカハナミズキ、アオギリ、エゴノキ、ヒマラヤスギ
チャノキ、トチノキ、ユリノキなどの由来や個性のある樹木が茂っています。
ムラサキハナナやスミレが自然のまま咲いてます
さて、ここからが、ハナミズキのルーツです!!
江古田の森公園マップとハナミズキの丘
左下の赤い楕円がハナミズキの丘
ハナミズキの丘
今から100年ほど前に、当時の東京市が『ワシントンの桜』をアメリカ合衆国に贈呈しましたが、その返礼として贈られてきたアメリカハナミズキは全部で60本(うち白花の苗木が40本、ピンク花の苗木が20本)で、日比谷公園、小石川植物園などに植えられました。
Wikipedia によると、米国から贈られたハナミズキの原木は第二次世界大戦中にほとんどが伐採されるなどして、戦後小石川植物園で切株が発見されて、その標本が憲政記念館に展示されてます。原木は現在東京都立園芸高等学校にしか残っていません。
ハナミズキの丘には都立園芸高等学校より開園記念として譲り受けた当時の原木の子孫の苗木も植えられていますが、この丘(当時は野方苗園)で育てられたハナミズキは街路樹として等全国に植えられるようになりました。
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桜と共に咲いた花
桜と言えばソメイヨシノですが、昨日(4月8日)石神井川沿いの桜を見に行くと、花弁はすっかり散って、若葉に早変わりしてました。ソメイヨシノの後は八重桜が咲いて、お花見をする人もちらほらと見受けられます。
華やかさはありませんが、とても落ち着いた眺めです。
撮影:4月8日 石神井川沿い
桜(ソメイヨシノ)祭りが終わり、落ちついた眺めになったところで、桜と共に咲いた花の紹介です。
画像がお蔵入りしないよう、7つまとめての掲載です。
3月29日 練馬区 目白通り
ハナモモ
マンサク
3月31日 練馬区 かしわ公園
ユキヤナギ
レンギョウ
ヤマブキ
4月1日 板橋区 松月院
枝垂桜
芝 桜
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