冒険家 植村直己 の墓
東京大仏のある板橋区乗蓮寺に冒険家 植村直己さんの墓があると聞いて三日前に行ってみた。自宅から6km、歩いて1時間10分ほど、天気も良く散歩にはちょうどよい距離だった(帰途は地下鉄を利用)。
赤塚山乗蓮寺(1394年~)は徳川代々将軍より朱印状を与えられ、将軍吉宗以降は将軍家の鷹狩の小休所や御膳所となったお寺で、昭和46年から始まった移転工事で東京大仏が建立された。
天災戦災等の無縁仏の供養や恒久平和を祈願した青銅製の大仏で建立当時は奈良、鎌倉に次ぐ大きさだった。
世界的な冒険家 植村直己の墓石には、詩人 草野心平の詩が次のように刻まれている。
『地球には もう彼はいない けれども生きている 修身に化けて 植村直己は 私たち心中に 生きつづける』