YELL FOR YOU -2ページ目

YELL FOR YOU

浦和レッズとかJリーグとかサッカーとか。

 

 

 

 

 

 

 

今週の土曜日に開催される鹿島アントラーズ戦のプレビューです。上記が予想スタメンになります。浦和は青木選手の状態が心配されますが、怪我の状態がそれほど重くないと見られるため、スタメンに予想してみました。コンディションによっては、阿部選手か柴戸選手のスタメンがあるかもしれません(トレーニングマッチの出来がすばらしかったため、青木選手の状態次第では、スタメンもあると見ています)。右WBには森脇選手を予想。コメントを見た限り、90分やるのは少し不安はあるようですが、様子を見ながらのプレーになるのかもしれません。

 

 

対する鹿島アントラーズは、出場停止や怪我で離脱している選手が多いため、スタメンの入れ替えがいくつか発生すると見ています。ダブルボランチは、三竿選手が出場停止であること、ACL出場による過密日程を考慮した起用になると予想し、小笠原選手、永木選手を予想してみました。その他、両SB、右サイドハーフに変更があると予想してみました。 

 

 

*浦和の状況

 

直近3試合は2勝1分、8得点3失点と、少しずつ波に乗って来ています。ただ、セットプレーからの失点が続いているのが気になります。鹿島は高さのある選手も数人いますし、今節も要注意と言ったところでしょう。ポイントが3ボランチなのは変わりないと思いますが、スタメン復帰が予想される森脇選手が起点となる攻撃もポイントとなってくるでしょう。先日の流経大とのトレーニングマッチでは、平川選手へのサイドチェンジパスが得点の起点となっていましたし、実戦でも見られることを期待します。

 

このトレーニングマッチでは、同じ右サイドの岩波選手との連携を確認する意味もあったようですが、両選手の連携はとてもスムーズで、パスを出すとき、戻すときの判断が絶妙でした。軽快なパス回しから、前線やボランチの選手に速く、正確なパスが通るシーンも見受けられました。岩波選手のフィードは、森脇選手の楔のパスと同様に、攻撃の鍵となると思うので、注目して見たいところです。

 

 

*鹿島の状況

 

リーグ戦だけで見れば、直近3試合は2勝1分、7得点、無失点ですが、直近の公式戦であるルヴァン杯や、ACLの準決勝では複数失点を喫しており、決して好調とは言えません。リーグ戦、ACL、カップ戦と続く過密日程の中で、メンバーのやり繰りに苦心しているという状況と言えるでしょう。鹿島が万全の状態であれば、浦和としては苦戦を強いられる試合になることは必至でしたが、今節は少し付け入る隙があるかもしれません。過密日程による疲労が懸念される中で、浦和の3ボランチにどう対応して来るのか、注目したいところです。

 

 

*浦和の狙い

 

3ボランチはもちろんですが、今節は両WBである宇賀神選手、森脇選手のダイナミックなサイドチェンジ攻撃もポイントになって来ると思います。特に森脇選手と対峙する可能性が高い安西選手は、他の選手に比べて経験の浅い選手ですから、ここを起点に攻撃を組み立てて来るのではないかと思います。森脇選手からのサイドチェンジパスを受けた宇賀神選手が、中央にパスもしくはクロスを供給し、武藤選手か興梠選手が決めるという展開があるかもしれません。

 

守備については、代表帰りの槙野選手のパフォーマンスが鍵になるでしょう。マウリシオ選手や岩波選手と連携し、スピードのある鈴木選手を抑えつつ、同じくスピードのある土居選手とのマッチアップが予想される、宇賀神選手をしっかりサポート出来るかどうか、注目したいところです。浦和にとっては、槙野選手の代表での試合出場が1試合だったことが幸いしました。

 

ここ数試合、あまり攻撃に絡めていない岩波選手のフィードもポイントになりそうです。森脇選手と連携しつつ、攻撃の起点を作れるかどうかは、ロースコアになりそうな試合展開を打開する鍵になると思います。公式戦6連敗中と、相性の悪い相手ではありますが、ACL出場のためにも、久々の勝利を期待したいです。

 

 

*鹿島の狙い

 

ずっと出ているメンバーと、比較的フレッシュなメンバーのバランスをどのように整えて来るかがポイントになると思います。鹿島次第の試合になるかもしれません。攻撃のポイントは、これまで何度もやられている土居選手のスピードを活かしたサイドからの崩しと、鈴木選手の抜け出し、西選手のオーバーラップでしょうが、ここまで2ゴールのセルジーニョ選手も脅威になって来そうです。来週の水曜日にはACL準決勝の2nd leg(AWAY)を控えており、難しい舵取りを迫られる中で、主力を休ませつつ、最低限の勝ち点を得られるかがポイントになるでしょう。試合展開によっては、負けないことを選択して来るかもしれません。

 

浦和としては、なるべく自分たちでボールを動かし、鹿島のDFラインの裏を狙う速い縦パスをどれだけ繰り出せるかが重要になってくると思います。特にWBの森脇選手、宇賀神選手が出来るだけ良い状況でボールを受けること、そのボールを落ち着かせつつ、しっかりと攻撃を組み立てることが出来るかどうかが、勝利の鍵になると思います。