フィンランドでは、声楽指導を学ぶ科と言う所にいます。楽器演奏、および歌の指導なので、全体に見ると、ドラム、ギター、ポップス系のうたと、クラシックといろんなミュージシャンがいるのです。

 

指導者である学びを確立したく入ったら、声楽のレッスンも非常によいものでした。

フィンランドの音楽学校は→シベリウス・アカデミー→国立芸大の一部、と変化していっています。ここを卒業するとAレベル。

 

私は2年目にCレベル(30分プログラム)がありました。コロナ下でもあったし、わけわからぬままにとにかく無人のホールで歌いました。

 

 

今回は、Bレベル取得です。

よかったら動画からお楽しみください。

オペラからの歌はなく、今回歌曲ばかりです。

 

ヴォルフ、マーラー

プーランク

フィンランドの作曲家ヌンミ

スウェーデン作曲家ラングストロム、

 

一応、音楽のみならず、目にもおもしろいようにしてみました。

クラシックは外国語ばかりで、プログラムに訳詞は載せましたが、客席は暗いから、読みながら聞く、と言うのも難しいですよね。

いろいろ別ジャンルからインスピレーションも得ました。

 

ピアニスト、がんがん弾いて下さいました。私の後、もうひとりの歌手の伴奏、一時間。この方との出会いも有難いことでした。何もっていっても安心して学べ、発音も教えてもらえるんですから!

 

 

今後は、レッスンの他にもアイデアを得たこともあるので引き続きいろいろ考えたいと思っています。弾き語りも間もなく復活したいです。

 

↓Englishになっちゃってますが、こちら日本語ページです。

 

2月…いや3月。

雪はそれなりに降ったものの、プラスの気温の日も多めだったフィンランド。

すべての湖がしっかり凍ったのではないようです。

 

引っ越しを繰り返したため、今住んでいるアパートで初めて迎える3月。前住んでいたのは、ほぼ一階で暗い部屋でしたが、今はエレベーターがあるとホッとする高さ。

部屋の窓からはアパートも戸建て群も木々も見えます。

下にはさまざまな店舗も見えますが、数キロ先の木々が低い山のように見え、その上は常に開かれた空です。

 

学校からは遠くなり、バス停からも少し歩く必要があります。空や雲を見ながら移動します。やっと太陽が高くなってくる実感がもてるようになりました。

 

今の部屋はいたって静かな環境です。いつか変わるかもしれませんが、(夏には確実にバイクが聞こえます)

やーーーーーーーーーーーっと

おちついて勉強できる環境に身を置くことができました。すでに4年生。我ながら信じられぬ。

 

 

さて、世間はいたって平常モードです。私はまだ自衛のためマスクをしていますが、義務ではありません。コンサートも普通モード。一年前にはまだ中止もあったのに、といまだに信じられない思いです。

 

信じられないといえば、住居周辺の騒音やコロナもあり、呆然と時を過ごしてしまった、という信じられない事をしていました。うーん、

図書館が閉まっていると思うと、勉強の楽しみが半減していました。ネット活用力が低かったのかもしれません。

 

でもやっぱり、どこか気持ちが沈んでいたのではないかと思います。

 

 

 

さて、現在、卒業レポートを書いています。この夏はそれに関する資料をあれこれ読み始め、念のために、とワードにメモを書いていたので、今わけがわからないことになっています。少なくとも、読んだ!書きたいことはある!と言う実感はありますが、守備範囲が広すぎて、だんだん面倒になってきました。

 

レポートの型というのが学校から配布されており、あとはそこに当てはめていくだけ。型を壊した経験があるので、慎重に進めます。それもあって、直書きではなく書く内容を先にまとめておきたい性格。また余計な手間暇をかけています。

 

そろそろもう一度ざっと読みなおし、「不要なものは捨てる」作業が必要になります。捨てまくるのみです。つまりは、レポートに書けない事もたくさんあるということです。調べたことを全部書いていったら、もしや立派な論文になるのかも!?論文と言う単語も使いますが、どうもそのレベルを感じないので、卒業レポートという事にしておきます。「出せばいい」と言う気持ちで。

 

 

 

フィンランド語の本を読んで知ったことばかりです。自分の興味がどこへ向いているのか、また明確になっている気がします。

フィンランドは、コロナおさまったということなのでしょうか、特にマスクせよ、と言う話もないようです。もうバスの中で咳を聞くことも普通になってしまいました。

 

しばらく前にヘルシンキへ4時間くらいかけて電車の旅。往復した翌日暗いから具合が悪くなり、とりあえず一日寝てました。体温計をもっていないのでわかりませんが、あの感触は、発熱でした。

 

最初は喉が痛い!と思ったのでドキドキ・・・

おそらくは副鼻腔炎です。鼻はつまっていないのに、その奥に変な臭いがするとかいう感じ。最初、のどが痛くなりそうだったのは、鼻が顔方面ではなく、中で喉方面におりてしまい、刺激があったからでしょう。

そのあとは、鼻の問題は続いているものの、熱はおさまりました。

 

久しぶりの事でびっくりしました。

 

電車の中でずいぶんあちこちから咳が聞こえていました。なのに、自席であれこれ食べていた自分の自責かも。そして、気が緩むと、手の消毒の頻度がおちる、と実感した日でもありました。

 

ですから今後とも気を付けるつもりです。

ただ私の周囲には高齢の方も多く、マスクしている人が割といます。

自分自身も持病があるのでリスク組。

どちらかというと、堂々とマスクできるようになってうれしい

 

それに、臭いから多少守ってくれるんですよね。基本の空気が冬はさらにきれいなせいなのか、臭いが目立ちます。たまにはバスも換気してほしいなあ。

秋の間、落ち着かない日々でした。

 

・マルケージの試験約10曲。

・ピアニストふたりの伴奏の練習のために練習。

 

論文書きは普段に移行しているので、それだけだけど・・・

 

こちらでは、ピアニストは声楽の伴奏の勉強があります。

室内楽で発表したり、試験でも義務です。

これは日本と大きく違うことでしょう。

コレペティターというのは本来オペラのピアノ伴奏者だと

私は思っていますが、あくまでも「歌曲の伴奏」なので

それとも違います。

 

それくらい北欧には歌曲が山のようにあるのです。

 

レッスンに一緒に行ったり、自分たちで練習したりと、

時間はかかる。

学校へは30分くらいかかるところに住んでいると、

でかけるのがおっくうになってしまうという。

 

それでもちゃんと決めてくれる学生さんはよし。

「何時から2時間学校にいるから」じゃあ、

何時練習したいのかわかんないのよね。

フィンランド人ではありません。

 

今年は雪ががんがん降り、積もっています。

半端な雪やみぞれがシャーベットになるのが怖かったけれど、そんな時期、すっ飛ばされました。

 

気温ももちろんマイナス10度より低く、体感がマイナス20度ということも。(寝てる時間だけど)

 

そろそろ気温がプラスになりそうな天気予報もあるので、

ここはぜひマイナスのまま持ちこたえてほしい。

とけたあとに再度また凍ると、怖い。

 

完璧なホワイトクリスマス、初めてのような気がします。

 

今日の日の出は9時42分。

日の入り14時46分。

 

この記事からもう一年がたったようです。風のようにぶっとんでいった2年間です。

 

現在は、日本へ入国するのが非常に面倒なんですよね。PCRテストが必要なんですから。

国によって、このテストの料金がまちまちです。

 

フィンランドの場合、公立系では無料ですが、証明書を出してもらえません。私立の病院で高い料金を払うしかないのです。

もし今フィンランドへ来たい、と言う方は、帰り、空港で検査を受けられます。高いです。

短時間で結果および証明書を書いてくれるタイプもあります。さらに高いです。

 

いいんですよ。お金が落ちる先はフィンランド。

日本は儲かりません。

 

さてフィンランドも多少暑い日はありましたが、終了した模様で、もう10度を切る日もあります。

現在、日本が猛烈に暑いようですね。

くれぐれも体調にお気をつけてお過ごしくださいませ。