学生時代、友達の財布を見るとブランド物が多かった。
母や祖母のおさがりだとサラッと言う友達が羨ましくて仕方なかった。。
私の母はブランドに全く興味がなかった。
受け継いで使えるような小物もあまりなかった。

そのせいだろうか、ブランドにあまりこだわらなかった姉が何か買う時に自分の好きな物より、子供に残せる物を買おうとする。
姉は健康で元気なのに。
でも私にはその気持ちが痛い程分かる。

親と離れるのが速すぎた場合を考えて、精神的な物以外を残してあげたいのだ。

ブランドが全てじゃない、流行だって変わる。分かっている。
でも将来興味を持った時に何か残してあげたいと。
ブランドだったら修理しながら使える物も多い。

そういう買い物の仕方もあるのだ。