全国所得ランキングでいっつも一番(うしろから)を取っている沖縄県から発信しておりまする。
名前を、ヒンガー・ニシナカモト・デクノボーと申します。
普段は「デクノボー」という呼び名を使いますね。
生まれてしばらくじいちゃんばあちゃんの家で世話になり、その後はいたって平々凡々(だと思う)な人生を歩んできたハズだったのですがね。
30歳になってすぐに大きな大災難が待ってましたわ!
もともと霊感が強かった母が亡くなり、その後すぐに父が脳内出血で半身不随。
おりしもその時、妻の腹には9か月の赤ちゃんがいて、心労でどうにかならないかとね、
もう、ストレス満載状態のその時、
とーつぜんの「憑依現象」が起こってしまうわけです。
死んだ人が見えたり、怖い顔したお化けがやってきたり、耳元で誰かがささやいたり。
それまで、霊だとか宇宙人とか妖怪など、微塵も信じない人間だったのでありましてね。
これはやったな!
神経やっちゃった!
ノイローゼだわこりゃ・・・ってね。自分の家の近くの病院行ったら知り合いに見られちゃうんじゃないかって、
わざわざ遠い精神科の病院いったり、脳神経外科で診察してもらったりと。
まったくもって「憑依現象」だなんて信じてなかったんですよ、ホントに。
薬飲んでも変わらないから、再度病院行って先生に訴えるのよ。
そしてら先生、しまいには・・・
「デクノボーさん・・・ユタ行ったほうがいいかもよ。」
※ユタ・・沖縄の霊能者のこと
イヤイヤ、科学ドップリのあなたがそんな事言っちゃアカンでしょ!
家帰って、女房に・・・
「あの病院の先生よ、ダメだわありゃ。ユタに行けって言いおったわ!」
「あら・・・それもアリなんじゃない。私はそうだと思うけど」
女房までこの通り。
結局、ユタ回りをしていくわけです。(根性ないよねオイラ)
そしたら数年後、自分までユタになっちゃってるわけで・・・
ミイラ取りがミイラってやつね!うん。
ユタになるためにはいくつか条件がありますの。
◆ 霊感があること
(当たり前だわな)
◆ お金があること
(あちこちの拝所にいかにゃならんので経費がかかるのよ。借金背負うこと多し!)
◆ 主護霊魂がいること
(守護霊ではなく、主護ね。その中に守護霊がおって指導霊がおって・・・説明長くなるのでこれはまたいつか)
◆ 祈祷の儀礼を覚えること
(線香の数、祈祷の祝詞、供物の種類数、その他、拝所の知識などなど)
◆ 体力 空き時間
(もうこのへんは、条件というより健康かどうか、修行する時間があるかどうかという感じですな 無理くり出してる感アリアリ)
まぁ、こんなもん。
だいたいは、先輩ユタに付き添って、同行して学ぶわけです。
オンジョブトレーニング(OJT)っすね。
※デクノボーは指導してくれる先輩ユタが途中でダウンしてしまったため、ひとりぼっちで修行ですわ。
まぁ、寂しかったしみじめだったです。
同級生や友達からは、「お前何やってんの?」って、同窓会で聞かれるし、半身不随のオヤジはサメザメ泣いているし。
驚いたのは女房の態度。
「思いっきりやんなさいな! 頑張っていきなさい!」ですもの。
子供も生まれてミルク代やおもつ代を稼がにゃならんのに、女房が頑張って支えてくれたもの。
これにはホントに感謝しております。
ホント、ありがとうです。
しばらくして一人前になったかなってところで晴れてユタ業界にデビュー。
霊視鑑定で3000円~5000円 沖縄ではハンジ(判断)って言う
ハンジでなんらかの障り(霊障)が見つかったら、オガミ(拝み)っていってお祓いするわけ。
お客さんに憑依していたり、家の中におかしな幽霊がいたらそれを除霊する。(浮遊霊とか生霊とか)
一番多かったのが(その時感じたのが)先祖供養の不足。
霊視すると、お客さんの側で苦しんでいる姿の先祖が見えるのです。
「う~ん、先祖が苦しんでいるみたいだね。先祖供養の拝みをしよう」って。
そういった「オガミ」にだいたい20000円~50000円。
一回で終わることはそれほどなく、3~5回くらいが平均。
それに、供物準備代に10000円くらい。交通費に食事代も含めると、けっこうなお金が必要。
そこに、季節ごとの儀礼として「屋敷の浄化・守護のオガミ」、「季節ごとの儀礼のオガミ」。「地鎮祭」、「仏壇継承」、
「床の間の神仕立て」、「火の神の仕立て」、「マブイグミ(魂込めの儀式)」など、一年中あっちこっちに出向くことが当たり前。
クチコミなどが広まって波に乗ると、年収もビックリものです。
そんなユタをやっていたのですが、どうにもこうにもおかしな事態がやってくる。
あるとき、いつものようにハンジしていたら、急に体調がおかしくなって倒れちゃいました。
しばらく休んで続行しましたが、その日からスンゴイ体調不良。
身体はダルイわ、頭はめまいするわ、心臓はドキドキで落ち着かない。
同じような状況は、ユタの修行中にもありました。
その後の大きな災難で、ユタを辞めることになるのですが、それはまた次回に!

