●注荼半托迦尊者（ちゅうじゃはんたかそんじゃ）

（※画像は文化遺産オンラインより）東京国立博物館所蔵　「十六羅漢像」）

サンスクリット名は「Cudapanthaka」。

十六羅漢の一人で、同じ羅漢である半托迦尊者の弟。

一千六百の阿羅漢と共に、持軸山（じじくざん）の山中に住んでいた。

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今回も十六羅漢で、ようやく最後の羅漢です。

十六羅漢に関しての説明は

「賓度羅跋囉惰闍尊者」を参照ください――

こちらの尊者、wikipediaによると

優秀な兄とは異なり、釈迦の弟子の中で一番デキが悪かったのだとか。

それは過去生の因果によるものだそうで・・・

ただ、その内容が少々長いので、興味のある方はwikiをお読み下さいませ（↓）。

で、住んだとされる持軸山ですが、

須弥山にある七つの山脈の中の一つだそうです。

須弥山が実在しないので、当然ながら実在しません。

まぁ、別次元にはあるかも知れませんが・・・。

ご利益等は、十六羅漢共通して

「悟りを開く」や「正しき仏法を知る」かと。

印は、合掌で。

注荼半托迦尊者（真言不詳）