京都府と奈良県の府県境に、Ｋ観光ホテルという大きな廃墟があります。
廃墟好きの方は知っていると思いますが、心霊スポットにもなっており、そこそこ有名な廃墟です。
廃墟ブーム最盛期の頃には観光地よろしく多くの人達が物見遊山に訪れ、駐車スペース??は満車状態。
交通整理をする者まで現れ、なんか妙な連帯感が場を和ませていました。
勿論、これらは深夜の出来事です。
また、この廃墟には様々な曰くが残されています。
４階の、Barであったであろう部屋のカウンターには、今でもバーテンが立っているとか、自殺で亡くなったオーナーの霊がホテル内を彷徨っているとか…。
まぁ有名な廃墟にはありふれた逸話かもしれません。
ですがこの廃墟には、それらを信じさせるだけのただならぬ雰囲気があります。
廃墟ブームは今や、だいぶ沈静化傾向にありますが、もし、曰く付き廃墟にコスプレ撮影などをしに行く場合は気を付けて下さい。
他に誰も居ないはずなのに、メンバー以外の人影が写真に写り込んでしまうかもしれません…。
