「もっとホイップを!」がスイパラだっていう話。 | ボードゲームは木駒羊の夢を見るか?

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どうも、バレンタインにはチョコより先に諭吉がとける、るかさんです。
甘いものが好きだけど量は食べられないので量より質。
というわけでバレンタインも近いので、今回は「もっとホイップを!」の話です。

「もっとホイップを!」は元々「PIECE o' CAKE」っていうタイトルで海外で出ていたやつですね。
それを日本でリデザインして販売したもののようです。
くわしくは販売元のこちらから。
思いのほか熱い思いが語られてて感動したでござる。
(原題が某三日月筆頭のセリフみたいでときめくなあとか思っててごめん)

リデザインされる前のものは知らないんですが、似たようなピザのゲームがあるのは知ってる~くらいの知識の混濁っぷりです。
ちなみに2018年秋のゲームマーケットで大々的にブースを出していて知りました。
とても人がたくさんいたのと、アートワークがちょうかわいいので覚えてます。

そう、このゲームの大きな魅力のひとつはアートワーク!
カットケーキを模したタイルになっているんです。
日本版の発売に合わせてケーキのラインナップも考えられてるのかな。
抹茶のケーキとか和風ですよね。



ケーキは11ピースでワンホール。たくさんの種類を食べるのにちょうどいいスリムさ。
そしてモンブランもホールにしてしまうあたりも素晴らしい。
甘党心をわかってる。この提供スタイル、まさにスイーツパラダイスのようですね!
ちなみに価格も2000円くらい。お求めやすい!このへんもスイパラっぽい!

ゲームはとっても簡単。
切り分けられたケーキをとっていって、得点計算するだけ。
ゲーマー向けに言うと、食べたケーキに乗っているホイップの総数と、食べずにとっておいたケーキの種類別マジョリティ勝負。
噛み砕いていえば、食べたカロリーと、我慢できたで賞の勝負。

そう、このスイパラゲー「もっとホイップを!」は食べずに我慢するとポイントになるのです。
ただし、点がもらえるのは一番我慢したひとりだけ。
というわけで悲しいかな中途ハンパに我慢するくらいなら食べてしまった方が点が伸びます。

例えば、チョコレートケーキなんかがわかりやすいかも。
これはホイップが3つ乗っているので、ひとつ食べるだけで3点になります。
でも、とっておくと最多ガマン賞で11点ももらえます。

11点と聞くと大きいですから、我慢してとっておきたくなりますね。
でもこれ、山札に11枚入っているんですよ。つまり最大で6枚我慢しないと11点もらえないんです。
我慢せずに食べていたら、3点×4枚で12点になるのに。
つまり、数が多いケーキはよほど勝算がないと食べた方が勝ちやすいってことですね。

逆に、モンブランは3枚しか入っていないので、2枚とることが出来た時点で最多ガマン賞確定できますね。
でもその分得点は3点しかもらえませんので、それだけで勝てるかというとまた難しいところ。
ゲーム慣れしていてカウンティングができるぜ!って方にはそういうところもジリジリ楽しめるポイントかも。
是非我慢して勝ってみてほしいです。

まあでも、スイパラだったら思う存分食べた方がいいよね!!!
(スイパラのカレーおいしいよね)(パスタコーナーのトマトソース好きです)
あ、ちなみにこのゲームもスイパラも、終了時より、食べる前の状態がいちばんフォトジェニックだと思います。

 

 


もっとホイップを! 日本語版


もっとホイップを!(PIECE o'CAKE)

 

 

 

 

 

 

 

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