髪

夫が東京に住んでいた頃、よく夫にくっついて同じ美容室に行っていた。
それまで私は地元の美容室に行っていたけど、
東京のお店のあの雰囲気と技術、
垢抜け感を知ってしてしまったらもう地元の美容室には戻れなくなった。
付き合っていた時、夫は一度だけ私の行っていた地元の美容室で髪を切ってもらったことがある。
夫は特に何も思わなかったみたいやけど、
私は仕上がった夫の頭を見て、刈りと襟足の処理のもささに愕然とした。
刈りは単調やし襟足が……
ダサすぎやしないかい？？
夫の素敵部分が全て落とされているではないか。
あぁ……
やっぱりさ違うんやよ。
すごく残念に感じたのを憶えている。

そんなこんなで15年くらい前から私はこっちの美容室には行っていない。
東京に行った時に時間を作ってその美容室でメンテしてもらって、
あいはバリカンとサボという便利な道具を用いて自分で髪を切っている。
どうしたいかは自分が一番わかっているからね(笑)
イメージ通りにはならないけど。
しかもたまに手元が狂って大変な『刈』になることがある。
でもそこは素人やから仕方が無い(笑)
何事も経験！
髪なんてすぐ伸びるし(笑)
そんなんも含めてセルフカットは楽しい。
因みにパーマやカラーは10年以上やっていないのでめっちゃナチュラルな状態。

でも転移が見つかってから髪型に対する想いに少し変化が出始めている。
そのうち抗がん剤とかで髪が抜けちゃうよね……
あっ、髪が無くなることに関しては何とも思わない。
その治療が決まったら坊主にするつもりやからそこは全く問題無し。
ただ投薬によって一旦リセットしてしまうと生えるまでに時間を要するから、
伸ばすの大変やろし、クルクルパーマもできなくなるなぁ、と。
だったら今やってみたいなぁ……
そもそもクルクルって丸顔の方が似合うんじゃ……
オモナーやとどうなんやろ？？？
今度相談してみよう♪
なんてクルクルする気満々で昨年11月頃から髪を伸ばしている(笑)

5月の連休は福島に帰省し、帰りに東京に寄る予定。
そのタイミングで美容院へ行くつもり……が、
切符取って予定を詰めていたら美容室に行く時間が取れ無さそう。
のぉっ！！
このモッサ髪どうしよう
こんなんじゃJESSEに会えないよ(涙)
プロにお願いするつもりでいたのに今更セルフでいつも髪型なんてつまらんなぁ
でも自分でクルクルなんてできひんし
困った。
で、人生初のＨＯＴ……で検索してみた(笑)
物凄い数の美容室があるけど、
カットモデルさんの写真でピンとくるところがなくてしばらく調べていた……ら出てきた！！！
好みの感じ。
しかもなんていうかお洒落の押し売りみたいにやたらめったら人がいないみたいやし。
よさそう♪
メンタルの帰りに寄れそうやし、このテの直感には自信があるので決めた！
人生初のＨＯＴ……で人生初のネット予約！
なんて便利な時代なんだ！(笑)

さて、その直感がどう出るか。
来週の金曜日、ドキドキだわ(笑)

最低限のマナー？

仕事中にしょっちゅうパソコンで遊んでいる事務子が私の横に来て
『○○さぁ～ん、ピクセルってなんですか？？』
『画像を○○×○○ピクセルにしたいんです』とな。

……え？？？

あなたパソコン使えます……よね？

だったら自分で調べよ！！！

調べてわからんかったら訊いて。

もうさ……

頼むわ……

訊く前に考えよ。
なんで自分で考えやんのやろ？
調べたらわかることなんに、何かある度訊いてくる。
まだ今回は調べてどうにかなることやからいいけど、
たまに自分の予定をどうしたらいいか？とか私に訊いてくるからね……
もうそんなん私知らんし、どうしてほしいんや？？な。
なんなんやろ？
甘えか？
意味わからん。

とにかく人の仕事の手を止めるんやから、
先ずは自分で調べて考えて。
それが最低限のマナーとちゃうんかなぁ？？？
……なんて思う自分がおかしいんかなぁ？？？
ようわからん。
自分の尺度がおかしいんやろね、きっと。
なので今回も優しく『調べてみたら？』と返事した。

調べて考えた結果、結局わからなかったみたいで再度横に来た。
それなら協力いたします。
はぁ……な話。

因みに今日も自分の予定についてどうしたらいいかの質問？がございました。
なんなんでしょうね……

あぁJESSE、私今日も頑張って生きてるよ！！（笑）

＋ plus プラス

事故をした。
なかなかなやつ。
だけど幸いなことに相手の人も私も無傷。
その後体調はどうですか？保険屋さんの問いに
特に変わった様子はないと答えた。
常にあちこち痛いので、仮に痛みがあっても何で痛いのかは不明。
体はおかげさんでそんなやけど、
愛車のダメージが酷い。
とても大きな傷を負わせてしまって心が痛む。

事故は気を付けていても起こる時は起こる。
仕方が無いというかどうしようも無い。
仕事もなんでもそうやけど、
起こってしまったその後の対処が大事。
あの時逃げないでほしかった。
どうしたらいいか一緒に考えてほしかった、と保険屋さんに伝えた。

車は事故の衝撃でリアフレームに穴が開いてしまったので修理は難しいかも……
廃車になるかも……
そう夫に言われ、ゆっくり心の準備を始めていた。
夫は整備の資格を持っている人なので、その見立ては正しいと思っている。
で、事故から10日ほど経って修理見積が出た。
夫の言っていた通り、修理は難しい……と。
とても大切にしていた車なの。
そんな私情は通用しない。
事故した→車壊れた→部品が無いから直せない→車の価値は……無い、それで終わり。
古い車の宿命だそう。

『accidentを嫌わないで……』

JESSEが言っていたけどそれはとても難しい。
なんで？？？
なんで？？？
腑に落ちないことが多く、ずっと気持ちの落としどころに困っている。
それが事故。
これが現実。

まだまだ思うと落ち込む。
それでも整理をつけようと努めている。
相手も同じように辛いんやから。
プラスにプラスに……
それしか方法がないから。
プラスにプラスに。
事故直魏、片側車線塞いでしばらく停車していた。
他の車がぶつかってきてもおかしくない状況だったのに無事だった。
同乗者、同乗ペットが居なかった。
歩行者に接触しなかった。
弱っている肋骨や腰も折れなかった。
相手はその場から逃げたけど、その後警察に行ってくれた。
お互いちゃんと保険に入っていた。
なによりお互い大きな怪我がなかった。

夫が言った。
車は買い替えられるけど、身体はそうはいかんよ。
怪我が無くて本当によかった。
愛車が身体を守ってくれたんやから。
良い風に考えよう！
また同じ車を買って、今付けているタイヤやパーツを全部移植しようよ♪
週末車を見に行こう♪
とにかく止まらず進まなきゃ！
……とね。
とても出来た人でいつも尊敬している。
本当にすごい人だ。

毎日プラスにプラスに……
プラスにプラスに……
で、はっとした！
JESSE……
そういうことやったんやね！！
私気付いたよ！！
なんとかできそうだよ！！
やっぱりあなたは神。
いつか感謝の気持ちを伝えたい。
それまで生きるから。

今まで以上に運転には気を付けます。

ドライブレコーダーも付けます！