[映画.com ニュース] ラッセル・クロウがナレーションを担当し、フランスのワインビジネスとワインに魅せられた人々に迫ったドキュメンタリー映画「RED OBSESSION」が、邦題「世界一美しいボルドーの秘密」として、9月27日に劇場公開されることがわかった。

【作品情報】「世界一美しいボルドーの秘密」

 ロバート・パーカー氏をはじめとしたワイン評論家に加え、世界的ワインコレクターで、ワイナリーのオーナーでもあるフランシス・フォード・コッポラ監督らが出演。世界最上級の品質と誇りを維持してきた仏ボルドーの知られざるワイン産業、人々を魅了してやまないワインの魅力をひも解く。



 世界市場、グローバル経済と密接に結びつきながら、繁栄を遂げてきたボルドーワイン。昨今、欧米の顧客が減少する一方で、中国を筆頭とする新興国で赤ワインの需要が拡大し、大きな危機に直面している。昨年、赤ワインの消費量が世界一となった中国が、すべてを手に入れようとするなか、ボルドーのシャトーはどのように対抗するのか。



 監督は、アインシュタインを題材にしたコメディ「ヤング・アインシュタイン」でタッグを組んだデビッド・ローチ、ワーウィック・ロス。オーストラリア映画協会賞で長編ドキュメンタリー賞、監督賞を受賞している。「世界一美しいボルドーの秘密」は、9月27日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開。