有能ということは人間性の判断材料にすらならない害悪は反面教師にすれば良いっていうのは頭では分かる。だけど、どうも腑に落ちない。他人の欠点をあげつらって無能扱いする有能になるくらいなら、他人の良い部分を見つけられる無能になりたい。まだ何も描かれていなかったはずの真っ新なキャンバス。塗りつぶそうとしてくる輩はこんなに身近にいるもの。しかもそれは、毒毒しい暗澹とした感じの色だ。悪気もなくナチュラルにけしかけてくるから、あたかもそれが正解と錯覚してしまう。実際にはこんなにも不条理なのに。