たんたんたたた(兵頭二十八)
副題が、機関銃と近代日本・・・・です。
明治初期の日本人が「自分たちにもすぐに真似できる」と高をくくりながらも、とうとう昭和の敗戦まで真似の出来なかった西洋技術の神髄、または「精神」が、ひとつ出てくるのです。それは、人間の生身の五感では捉えきれない微少な世界、例えば加工精度へのこだわりでした
この千分の数ミリ未満などという、もはや目で見ても分からないような精度のために、何倍、何十倍もの代金を工作機械にかけることが、戦前、特に明治期の日本人にはなかなかできなかったようです。
中略
しかしロシア人は、この見えない「精度」の重要性を、長い西洋技術とのつきあいの経験から理解できていた様子です。
・・・・精度や、公差については、あまり書かれた本がないかと。
兵頭二十八(にそはち)氏の労作には、頭が下がります。




