琉絆空と深瀬

思いがけないことと言えば、土曜日に55年ぶりに専門学校時代の同窓会に出席してきました。
みなさんもれなくお爺ちゃんお婆ちゃんになっていて、誰でも平等に年を取っているんだなと元クラスメイトを見て改めて思い知りました。
あの頃からほとんど変化してない仲間もいれば名前を聞いても誰だかまるで思い出せない友達もいました。それは見た目があまりにも大きく変わっていたからです。
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風貌の変化で明らかに違うのがやっぱり体つきや頭髪のボリュームです。
特に痛快だったのがあの頃はイケメンで勉強もスポーツも文武両道だったモテ男の頭が、すっかり薄くなっていたことです。
ヤツの額はハッキリと禿げあがり、大きなM字を型取っていました。一般的にM字ハゲというやつです。
私はと言うとその頃からあまり大きな変化もなく、あえて言うと新鮮味がなかったような気さえします。
M字ハゲになった彼に聞いたら、10代後半から髪が薄くなり始めたと言っていました。
はげは遺伝すると言いますが、彼の家系もやっぱり先祖代々髪の毛は薄かったそうです。
数年前まではその広くなった額を何とかしようと、増毛や薄毛治療に随分と費用をかけたと言っていました。今はもう諦めてしまったようですが・・・。