諸事情で、1歳9ヶ月でようやく一歳半検診を受診した。結果は、順調。

とりあえずホッとしたものの、在住する自治体は、個人病院での検診しか選択できないので、他の子と比較してどうかというのが感じにくい。生まれてからずっと心に常にあるモヤモヤした不安や胸が締め付けられる気持ちとは、これからもしばらくお付き合いしなければらない。


しかしながら、心持ちは、だいぶ軽くなった。

これまでの成長の経過を振り返る。

初めての模倣は、「バイバイ」。保育園でお別れする時に毎日行っていて、一歳前後でようやくできるようになり、ホッとした。

指差しは遅かった。手全体で指す、いわゆる手差しは一歳前から出ていたが、指差しに以降したのは、確か1歳2ヶ月くらい。

言葉が出始めたのも、1歳3ヶ月頃だった気がする。初めての言葉は、ママじゃなくてパパ。


1歳10ヶ月となった今、娘は保育園ではアイドルと言ってもらっていて、よく笑い、身体を動かすのが大好きなおてんば娘になっている。言葉も数え切れないくらいたくさん話し、二語文も出始めている。

生後半年から言葉が出始める頃まで、毎日胸が苦しかった。心から可愛がれず、観察するような目で娘を見てしまう自分に嫌気がさしていた。あの頃の日々は心の余裕が皆無だったが、今やっと育児を楽しみ始めている。


心配になる面は、まだある。大人しくじっとしてられなかったり(多動?)、親以外はなかなか目を合わさなかったり、野菜嫌いの偏食だったり、、、。それに、乳幼児の心配な面は大方消えているものの、過去にそういう状態だった事実は消えない。ということは、これから新たな疑わしき症状がでても不思議ではないのだ。


相変わらず、私の心中は色々な感情が入り乱れているが、少し心の余裕ができた今、毎日成長著しい娘の姿を心に焼き付け、思い出をたくさん作ろうと思う。先の心配をしても仕方ない。一生懸命生きている可愛い娘との今を大事にしながら、これからも歩んでいこうと思っている。