2020年夏。僕は混乱していました。いろんな感情が湧き上がってきていました。8月29日、BBQと花火のイベントが行われた日、その帰り道、とても悲しく、情けなく、どうして?という疑問が次々に浮かび上がってきて、感情が混乱していました。


翌30日のライブは、観ているだけで精一杯で、レスをくれても、ただ哀しく目を逸らすことしかできませんでした。物販にも行きましたが、何も話すことはできませんでした。前夜のことについての自分の気持ちを綴った手紙も書いていたのですが、渡すことはできませんでした。僕の気持ちはかなり壊れた状態でした。

それから約1か月近く、ニーモのライブはありませんでした。その頃、僕はニーモの楽曲を聴くことができなくなっていました。この数年間ほぼ毎日通勤の行き帰りに聴いていたのにです。もちろん飽きた訳ではありません。楽曲を聴く度に、あの花火があった夜のことが思い出されて、胸が苦しくて苦しくて、その辛さに耐えられなくなっていたのです。


そして、9月、8周年ライブの日が来て、また僕の心が壊れそうな出来事が起きるのです。