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昆布のソウルで読書

ソウル暮らしの昆布が韓国で1軒しかないブックオフで購入した本に関する感想を紹介します。
海外の新古書店で売っている本を中心とした内容なので新刊本、話題書などは殆ど出てきませんが思いがけず懐かしい本に出会えるかもしれません。

つの間にか「昭和の香り」なんて表現が使われるようになった。(ノ_・。)

漂泊者(ながれもの) (角川文庫)/角川書店
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Amazon.co.jp ★★★★☆

風間一輝 / 角川書店 / 1999年11月 発売

(読後コメント)
近「昭和の香り」という表現をよく目にする。80年代後半を海外で送った私にとって昭和はまだそこにある過去。「大正ロマン」や「明治は遠くなりにけり」じゃあるまいし、頭では理解しても皮膚感覚はない。
台は86年、バブル幕開けの年。今や絶滅危惧種とも言える国産純ハードボイルドである。冒頭にサハラの神話が挿入される。いや、正確に言えばひとつの神話が形作られて行く過程が語られている。所謂「昭和の香り」芬芬たる物語ではあるが、内藤陳『読まずに死ねるか!』世代としては、内省的でありながら時には饒舌過ぎる語りが堪らない。(2012年08月18日)

(補足説明)
大正ロマン 明治は遠くなりに

(関連書籍)

男たちは北へ (ハヤカワ文庫JA)/早川書房
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読まずに死ねるか!―冒険小説・面白本のおススメ・ガイド・エッセイ/集英社
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