2023年年賀状の版画1 | 萩天の空

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 今年も後わずかになってきました。

 

 

 

 毎年この頃に、来年の年賀状を作成するのを常としています。

 

今年も先月の17日に図柄を決定して下絵を描き、それをコピー

 

した後版木に貼り付けました。 図柄は吉祥紋の「流水に源氏香

 

文」にしました。 ここ十年松、竹、梅などの縁起の良い素材を

 

使って着物や風呂敷などの模様を、お借りして版画を作ってきま

 

した。

 

 

 

 18日には、砥石で彫刻刀を研いで金色用の版木を彫ってみま

 

した。 今回は金色、茶色、鉄さび色、紺色、緑色、赤色それと

 

流水を表す灰色(2)用の版木7枚を彫ることになります。 下

 

地の灰色(1)と迎春文字の黒(墨)は、今年に使用した版木を

 

使います。 28日に7枚の新作版木の彫りが完了しました。

 

 

 

 そして昨日から版画の刷りを開始しました。 早速下地の灰色

 

(1)と流水文の灰色(2)をそれぞれ70枚完了できました。

 

いままで最多時で120枚ぐらい刷っていましたが、今回は70

 

枚で良いことになっています。 随分と送り先が少なくなってい

 

ます。

 

 

 

 下地の灰色(1)です。

 

 

 

 

 流水文の灰色(2)です。

 

 

 

 

 これからしばらくは、版画で忙しくなります。