地方から就職のために都会にきて一人暮らしをはじめようという時に、新居に運び込む荷物が、少ししかなかったため、あれこれ検討しましたが、ヤマト運輸の宅急便で引っ越すことに決めました。

荷物なんて、ダンボールほんの数個で、プロの引っ越し業者に頼むより相当安かったのを覚えています。ある種の生活必需品、たとえば布団とかは住むところで買えばいいと考えていました。だからこういった方法もとれたのでしょう。
子供が生まれる前の事、夫婦二人暮らしをしていた時に近郊にマンションを購入しまして、引っ越しが決まりました。
その引っ越しの日の作業中、ずっしり大きいテーブルがあって、分解可能な筈でしたが、思ったようにいかないので、結局、そのまま運んでもらいましたら、大した値段ではなかったのですが、少々腑に落ちない追加料金を支払いました。

できれば事前にどんな時に追加料金を払うことになるのかを、確認しておくべきでした。

引越し当日にやることは2つです。



ひとつめは、退去する部屋では荷物を運び出した後に管理会社の立ち合いで部屋の状態を点検することです。


ここでひどい汚れや傷の点検をしますが、このチェックが敷金での保証や別途クリーニング費用の請求に左右します。新しい家ではガスの元栓を開けることが必要です。これは業者の立ち合いが必ずいります。

うちの洗濯機はドラム式で、少し前に転勤により、引っ越しをしました。新居に引っ越しの荷物が届けられた時、濡れて水を含んだダンボールに気付き引っ越し業者に連絡を入れてみました。水の出た原因は洗濯機で、ホース内に水が残っていて車に揺られているうちに、染みでてきて、そのまま引っ越し先に到着してしまったのでしょう。

荷台まで水は流れていきませんでしたから、特に害も無かったのですが、まさか、洗濯機のホース内の水を抜く、という発想はありませんでしたからもし次の機会があれば、その時は気を付けたいです。

これまで何度も引っ越しをしてきていますが、一つだけ大きな声で言っておきたいことがあります。「壊れやすいものは、絶対に他人に任せるな」です。

まだ引っ越し経験の浅かった頃、荷運びが済んで開梱していると、食器がいくつか、ヒビを入れていたのでした。それが実は自作の皿で、大事にしてきたものでしたら、とてもショックを受けてしまいました。

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とはいえ、お金にすると二束三文にもならないようなものですから、文句をつけるために電話したりなどはしませんでした。これから先の引っ越しでは、繊細な工芸品などは必ず、自分で運ぶようにしているのです。

コートやスーツなど、普段ハンガーにかけて収納してあるような衣類を荷造りする場合は業者からレンタルできる運送用の衣装ケースがあり、これの使用によって荷造りが大幅に簡素化できるでしょう。普通のダンボールを使うと一着ずつ衣類を重ねて梱包することになるのですが引っ越し用の衣装ケースを利用できるとハンガーにかけてある状態で、すぐケースにどんどん移動させて梱包できます。

新居で行なう荷ほどきも同様にハンガーのまま取り出して、クローゼットなどに収納していくことができて便利です。家中のものを引っ越しのために整理していると、不要品は必ず出てきます。処分するだけでも疲れてしまいますね。
そこで、ちょっと確認してほしいのは引っ越し業者の不要品引き取りサービスの活用です。


ものによっては、一部の業者が粗大ゴミとして有料で処分するものを資源のリサイクルなどの名目で無料で引き取ることもあります。必ず調べてみましょう。
多くの方にとって、引っ越しの荷造りをするとき、緊張するのは割れ物の対応です。万が一のことになると後始末も大変なので、注意したいものです。

安全に運ぶためには包み方の工夫も必要です。ほとんどの方は新聞紙を使うと思いますが、大きさには余裕を持たせ、底面から一個ずつ包むようにしましょう。包む前に新聞紙を丸めて伸ばしておけば、ぴったりしているよりもクッション効果が高くなります。また、持ち手や取っ手など、飛び出たところがあれば、その部分だけを先に包んでしまいましょう。

冷蔵庫を運び出せるようにしていなくて、どうしようと慌てる方が結構いらっしゃいます。

準備のためには、前日までに入っているものを出し、コンセントを抜き、水滴貯めパレットにじわじわと貯まった水を捨てておくともう大丈夫です。冷蔵庫の中のもの、特に生ものや氷は、引っ越し前日までになくなるようにして、購入するのも計画的にして、少しの間、冷蔵庫なしでもしのげるようにしておくべきです。賃貸の部屋から転居していく時には、最後に、退去時の立会いという、ちょっとした試練があるでしょう。
部屋を管理する立場の人が部屋に入り、最後の時点の、室内点検があります。これを終わらせたら、晴れて退去、となるのです。場合により、多少の違いはあるにしても、払うべき公共料金の支払いはきちんと済ませておかないといけませんし、鍵についてはスペアを含め、全部返すことになっていますので、気を付けましょう。