ツアーバスによる遍路スタイル。
基本中の基本の歩き遍路スタイル。
お接待していた時には、様々な遍路スタイルの方々とお話ししていました。
関西圏の方々に多かったのが、遍路に出るきっかけがバスツアーによる遍路スタイルですね。
四国遍路のスタートは、徳島県鳴門市の一番霊山寺さんです。
関西圏からだとバスで淡路島を越えて鳴門市に入れば直ぐにお遍路がスタートします。
第十番切幡寺までは寺が近く、日帰りで周れます。
日帰りなので、ツアー料金も安く初遍路に挑戦しやすくツアー参加者も多いらしいです。
次の第十一番藤井寺からは、寺と寺の間隔が長くなり山寺も有ったりで日帰りバスツアーでは周れる寺数も少なくなります。
それから先は、日帰りバスツアーでは効率が悪くなるので宿泊が必然になり、ツアー料金も格段に高くなるそうです。
更にその先になると、ツアー料金が高くなるのでツアー客が集まり難くなるそうです。
よく聞くのが、四国遍路を始めて徳島県からスタートして高知県へ入る人は、全体の30%程度らしいです。
接待場所でお会い出来た方々は、王道の歩き遍路さんと自転車遍路さんが殆どですが、割と最初はバスツアーからの方が多かった気がします。
また、最初から歩き遍路でスタートして途中でメンタルをやられたり体力的に挫折した方が、その続きを時間をおいて再開したと言う方も少なく無かった気がします。
またお遍路が再開したいが、諸事情で自身の足での再開を断念されておられる方も少なく無いと思います。
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