
旦那が勤めている会社は、かなり人手不足で、この頃は、仕事の帰りが22時ならまだ早い方で、ひどい時は0時を回って帰って来る日もありました。
ブラックな会社だったので、精神的にも肉体的にもかなり疲れていて、余裕がないようでした。
それが分かっていたので、妊娠中、体調が悪い時も、つわりの時も、私は旦那に助けを求めず、1人で抱え込んでいました。
義母や義祖母に嫌な事を言われても、それを旦那に相談する事もなくなっていました。
そもそも夫婦の会話がなくなっていました。
夜遅くに帰ってきた旦那に晩ご飯を準備して、食べている間に私は寝てしまい、朝にその片付けをして、朝ごはんとお弁当を作り、旦那を起こして送り出す、その繰り返しでした。
旦那は家事を全くしない、というか、義母から家事をやるなと言われて育っていて、実家から出たこともないので、やり方が分からない人でした。
私も臨月ギリギリまで仕事を続けていたので、つわりと義母達のストレスと妊娠や出産の不安の中、家事もすべてしていたので、全く余裕がありませんでした。
旦那は、そんな私に優しい言葉をかけて気遣ってくれる余裕はなく、そもそも細かい変化に気付かない性格で、コミュニケーション不足だとも気付いていない様子でした。
私は不満を貯めながらも、どうせ旦那に言っても分からないし、解決してくれる訳じゃないし、色んな事を説明するのも面倒臭い、と思ってしまってました。
この頃から約11年後に離婚する事になるのですが、すれ違いはすでに始まっていたんだと思います。
仕事がそこまで忙しくなければ、、、
私がもう少し色々話すようにしていれば、、、
離婚を決意するまでは、なんでこうなってしまったんだろうと原因を考えたり、自分の悪かった所を反省してみたり、、、、
離婚しないですむにはどうすればいいのかぐるぐる考えていましたが、1つ狂った歯車は、もう戻せないようになっていたし、今思うと、旦那は根本的に向き合うことが出来ない性格なので、どちらにしても破綻していたのかもなあと、今となっては離婚は必然だったのだろうと思います。
