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2月後半:観た映画

合計11本。けっこう観た。

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トゥモロー・ワールド

監督:アルフォンソ・キュアロン 製作:2006年 イギリス/アメリカ

トンデモに危うく陥りそうな設定をシリアス真っ向勝負で描き、あのテンションでクライマックスまで持っていったのがすごい。ただ映像をひたすら目で追ってしまうのみ。C・オーウェンは完全にこの映画の住人と化している。


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エバー・アフター

監督: アンディ・テナント 製作:1998年 アメリカ

BSにて。D・バリモアの笑顔が可愛いいし賢くチャーミングなお姫様に描かれている一方で、王子様役ですら噛ませ犬に見えてしまう程他のキャストの扱いがね…。まあシンデレラだしいいのか。


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バンテージ・ポイント

監督:ピート・トラヴィス 製作:2008年 アメリカ

構成ありきな造りも目新しく写り、とても楽しかった。各エピソードをばらして薄めてTVドラマにしてもそれなりに見られそうなとこを90分にまとめたのが潔い!


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ザ・インタープリター

監督:シドニー・ポラック 製作:2005年 アメリカ

職業ものかと思いきや社会派なサスペンス。S・ペンって映画の中でいつもハンサムハンサム言われていてちょっと可笑しい。



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ナイルの宝石

監督:ルイス・ティーグ 製作:1985年 アメリカ

BSにて。アクションシーンがなー、はしゃいでる所悪いのだけど苦痛に感じるほど長くてイマイチ。でもあのアデルよりかはこっちだわ。



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ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀

監督:ウィラード・ハイク 製作:1986年 アメリカ

シュールなギャグもコミカルで思ったより楽しいんだけどなー、あひるちゃんのヴィジュアルがちょっと見飽きるんだわ…。



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メッセージ・イン・ア・ボトル

監督:ルイス・マンドーキ 製作:1999年 アメリカ

美しい絵空事と思って不完全燃焼なままボケっと観ていたら、最後で怒りに火がついた!ので自分的には良しとしよう。



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華麗なる恋の舞台で

監督:イシュトヴァン・サボー 製作:2004年 カナダ/アメリカ/ハンガリー/イギリス

水を得た魚のようなA・ベニングの演技。華やかで貫録があってコミカルな部分も出せてこんな上手い人だったのね。良い意味での見事なワンマンショーだった。


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地獄の黙示録・特別完全版

監督:フランシス・フォード・コッポラ 製作:2001年 アメリカ

一度観始めてしまったが最後、202分泥沼に引き摺られるようにして観た。でもこれは付き合うしかないという奇妙で壮大な引力を持った映画。正直わけはわからないけども。


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ガルシアの首

監督: サム・ペキンパー 製作:1974年 アメリカ

ストーリーと映像、それぞれ語るべき所で語られる確固としたスタイルは格好いいとしか言い様が無い。首は小道具としてもの凄い威力、なんてったって首だもの。


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ヘアー

監督:ミロス・フォアマン 製作:1979年 アメリカ

お上りさんの主人公と目線をダブらせてヒッピー文化の風俗を物珍しく眺める。メッセージ性の強い歌と共に当時の気分みたいな物を想像出来て楽しかった。



2月前半:観た映画

合計8本。J・エドガー最高に面白かった。山本五十六も。

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誰が為に鐘は鳴る

監督:サム・ウッド 製作:1943年 アメリカ

初めて姿を拝見したG・クーパーさんがとても素敵だった。モロッコとかも観てみよう。



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エディット・ピアフ~愛の讃歌~

監督:オリヴィエ・ダアン 製作:2005年 フランス/イギリス/チェコ

たまたま観た出演作がお人形的な美女役が多く何となく面白味に欠けていたM・コティヤールが、生き生きと演じる姿に驚いた。ガラッパチも板についていて俄然いい。


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12人の怒れる男/評決の行方

監督:ウィリアム・フリードキン 製作:1997年 アメリカ

リメイクだと知らず最初にこっちを観ていたので、J・レモン版のが馴染み深いのだけど、改めてオリジナルとの細かな違いを見比べるのも楽しかった。ていうか2作品続けて観たけど全然飽きない。


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十二人の怒れる男

監督:シドニー・ルメット 製作:1959年 アメリカ

午前十時で観た。昔は脚本とキャラ立ちの面白さに目が行ってたのだけど、時間が経っていく表現の巧さが良いなあと今回思った。リアルな時計刻んでる感はこっちのがあるかも。


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スペース カウボーイ

監督:クリント・イーストウッド 製作:2000年 アメリカ

これはC・イーストウッド自身の所信表明じゃないけど、いまだにガンガン撮ってるし、なんかこれでふっきれたのかと思わせる様な爽快さ。映画としては何かもうちょっと面白くなったのかも。


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断絶

監督:モンテ・ヘルマン 製作:1971年 アメリカ

当時の若者の日常をそっと切り取ったかのようなさりげなさの演出に思わず見入ってしまう。演技らしい演技をしている様に見えない主人公たちが、映画的に十分な魅力をして映る稀有な作品だと思う。


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聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-

監督:成島出 製作:2011年 日本

当時はこんな気分があったのだ、と描かれている様子を映画で観るのは初めてだったので興味深かった。観る人の年代とか教養によって感想は異なるかもしれないけど、2011年の映画として私は面白く観た。役所・阿部・吉田の3ショットは格好よかったし。ラストのメルヘンさだけは好みじゃない。


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J・エドガー

監督:クリント・イーストウッド 製作:2011年 アメリカ

映画観たのみの知識しか無いので、フーバー長官の先鋭的な仕事ぶりにまず感心した。以前以後で明らかに時代変わってるし。大変な人物像を今回も苦悩たっぷりに熱演するディカプリオから隠しきれない華が滲むところまでC・イーストウッドは確信的でしょう。



1月:観た映画

合計7本。タイムマシン以外は良いラインナップ。

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トランスアメリカ

監督:ダンカン・タッカー 製作:2005年 アメリカ

もの凄い設定なのだけど奇をてらった感は無いので、親子のデリケートな関係性が日常っぽさの中でくっきりと浮かび上がり、痛々しくもあり可笑しくも。これを自然に見せる演技力は凄い。


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トラフィック

監督:スティーヴン・ソダーバーグ 製作:2000年 アメリカ

圧巻の構成力がスケール感を漂わせているし、キャストも抜群に魅力的に撮れている。J・ロバーツをミスキャストとして断ったこだわりもこれを見ると納得。


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ウォリアーズ

監督:ウォルター・ヒル 製作:1979年 アメリカ

熱気あふれる冒頭の大観衆シーンから不穏な空気が漂う辺りで、完全に世界観に引き込まれる。裏・アメグラ?



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ゴッドファーザー

監督:フランシス・フォード・コッポラ 製作:1972年 アメリカ

午前十時のスクリーンで観る事が出来た。完膚無きまでの非情さと血肉がたっぷり通った濃ゆい愛情というアンビバレンツな要素が渾然と存在する様が、ドン・コルレオーネそのもので、そこからはみ出した息子たちの個性からドラマが生まれるのも面白い。


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タイムマシン

監督:サイモン・ウェルズ 製作:2002年 アメリカ

前半までけっこう真面目に観てたのにー!



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マルタのやさしい刺繍

監督:ドミニク・セナ 製作:2006年 スイス

旧態然とした価値観に立ち向かうのがおばあちゃんというのが可愛らしく、そしてけっこう手強いのがいいわ。スイスの映画って初めて観たと思う。



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女性上位時代

監督:ドミニク・セナ 製作:1968年 イタリア

BSにて。お洋服、インテリアの完成されたスタイル!観念のお遊びもこの造り上げられたスタイルあってこそ。



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