最近常々思うことがある。
昔の病院って、今の病院に比べると野戦病院かって言うぐらいかも。
もっと昔はもっともっと色々違っただろう。
仕事を始めた頃、まだ採血のシリンジがガラスだった。さすがに針は使い捨てでしたけど
滅菌バットのなかに分解された状態で、シリンジがはいっており、セッシでバットのなかで組み立てて、使用してました。まあ、それがギリギリしていた世代。
ディスポのシリンジもあったのだが、先生のなかにはまだまだガラスのシリンジを使う人も多かった。さすがに使い回しとかはしてなかったですけど
技術の進歩に伴って、価格も下がって再滅菌するよりも安くなったのか、はたまた感染症を起こすよりも少し高くってもディスポ製品を使った方が安くなったのか。
衛生概念が進んだのかなぁ。
いろんなものがディスポになったけど
清潔ケアのときにつかうエプロンだって昔はさぁ、布でね、患者一人一人取り替えるなんてしてなかったし
仕事が終わったら、クリーニングもそれほど頻回ではなかったから何回か着てからとか自宅で洗ったりだとかしてました
今やディスポが当たり前ですね。だから、物資が不足したときはどうするのかとか、物を大切に使うだとか皆さま考えているのだろうか
と思う今日この頃でした～