実はあなたも出会っている!LGBTの患者さん | ナース☆きらり リーダー・管理職お悩み解消コーチ

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「ダイバーシティ(多様性)&インクルージョン(包括)」を大きなテーマに活動されている藤原加代さんに、LGBTについて色々教えていただきながら、医療の現場で何が求められているのか対談させていただきましたドキドキドキドキドキドキ

 

☆右:かよちゃん、左:わたし。コーチ養成機関CTIのご縁ですドキドキドキドキドキドキ
かよちゃんは、JICA青年海外協力隊員として中米のニカラグアにて2年間、農村部の10代の妊婦ケアー、および若年妊娠予防のための活動をされ、2015年3月~2016年12月まで、コスタリカの国連平和大学にて「ジェンダーと平和構築修士号」、フィリピンのアテネオ大学にて「国際政治学修士号」を取得。その中でも専門は「性の多様性(LGBT)」、「性と生殖に関する健康」、「性暴力の防止」について研究されていて、今年日本へ戻ってこられたばっかりです。

 

まず、みなさんはLGBTについてどれくらい知っていますか?

 

LGBTとはセクシャルマイノリティの総称で、以下の4つに分かれています。
(L)レズビアン
同性愛/心の性が女性の人が、同じく心の性が女性の人を好きになること。

(G)ゲイ
同性愛/心の性が男性の人が、同じく心の性が男性の人を好きになること。

(B)バイセクシュアル
両性愛/男性も女性も好きになること。

(T)トランスジェンダー
体の性と心の性が一致しない状態。

※性同一性障害は、一定の基準を満たしたトランスジェンダーに対する医学的な診断名。

 

 

さて、みなさんはLGBTの患者さんに出会ったことはありますか?
 

現在、日本では人口の約8%、約12人に1人がLGBTといわれています(2015年電通ダイバーシティ・ラボ調べ)。
ここには、「当事者だと答えたくない人」、「まだ自分が当事者だと確信が持てない人」は含まれていないので、藤原さんの感覚としては10%、約13人に1人がLGBTではないかということでした。


40床の病棟だと、入院患者さんのうちの3人は、LGBTである可能性があるということです。
 

私自身、16年間看護師していてこの方がそうだ!!っていう記憶がないのだけど、患者さんが言い出せなかっただけで、LGBTの患者さんに出会っていたのかもしれません汗汗汗

 

 

先進企業ではダイバーシティ&インクルージョンを、

「多様性を受容れ、様々な意見やアイディアを聴き入れることで、組織の競争優位性を高める

成長戦略」として、本腰をいれて取り組み始めています。

 

 

病院においても、適切な治療やケアの提供や、患者さんのQOL向上のために、

LGBT含め、セクシャリティについてのダイバーシティ&インクルージョンへの取り組みは不可欠です。

 

しかし、残念ながら学校でも現場でも詳しく学ぶ機会はありません。

 

今回、藤原さんとの対談を通して見えた、医療現場におけるLGBTを含むセクシャリティの課題と、取り組みへの期待について、今後もお伝えしていこうと思いますドキドキ
 

実際に現場で起こっている課題や、お悩みがあればお寄せ下さい

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    ラブレター
参考にさせていただき、ブログでお答えしていきたいと思います。

 

8月には藤原さんをお招きし、医療従事者向けの勉強会も企画していますよーー!!

 ぜひ、これを機に看護師さんたちにも関心を持ってもらいたいなーって思ってます。

楽しみにしていてくださいね〜ウインク

 

 

 

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