アブラ(油脂)について、栄養素の観点から解説します。
油脂とは、3大マクロ栄養素の1つ。水に溶けない分子で、脂肪酸によって形成。生体細胞膜の構成成分であり、主に中性脂肪として、エネルギー貯蔵の役割を果たします。
ちなみに、残り2つは、炭水化物とタンパク質。
脂肪酸の種類には、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、トランス脂肪酸があります。
トランス脂肪酸が悪いアブラであることは、前回お伝えしましたので、今回はその他の脂肪酸について説明します。
飽和脂肪酸は、主に牛肉、豚肉、鶏肉などの動物性タンパク質に含まれます。また、ココナッツオイルやパーム油など、植物性の油脂にも含まれます。
これまで、飽和脂肪酸は心血管系の疾患を引き起こすと考えられていましたが、現在の研究においては、その関係が誤りであることが証明されつつあります。
ただし、1日の摂取量として、摂取カロリーの7~10%程度に抑え、なるべくヘルシーな不飽和脂肪酸を選ぶことが望ましいとされています。
不飽和脂肪酸は、常温では液体。血中コレステロール値を改善し、炎症抑制効果があります。
植物油、ナッツ類、種子類などの植物性食品に多く含まれます。
不飽和脂肪酸は、化学構成上の分類として、一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸とがあります。
一価不飽和脂肪酸は、オメガ9とも呼ばれ、体内で作ることができるため食事からの摂取は必須ではありません。
多価不飽和脂肪酸は、体内で作ることができない必須脂肪酸で、オメガ6とオメガ3とも呼ばれています。
しかしながら、どちらも必須脂肪酸ではあるものの、現代の食生活においては、摂取割合のアンバランスが大きな問題となっています。
オメガ6とオメガ3の比率は、2〜4:1が理想とされる中、今の食生活では、その比率が、20:1を超えていると言われてます。
この比率のアンバランスが炎症を引き起こしているといわれています。
つまり、良いアブラは、活動エネルギーになることはもちろん、脳細胞を含む人間の細胞の健全化に必須となる重要な栄養なのです。
そして、その効果を最大限に発揮させるためには、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸の適量の摂取、とりわけオメガ3の摂取を意識しながら、オメガ6、オメガ9、そして飽和脂肪酸の摂取量に注意することです!
アブラが悪ではなく、むしろ身体にとって非常に重要な栄養素であることをご理解頂けましたか❓
だからこそ、良質のアブラを選ぶ必要があるのです‼️
ここが重要ポイントなので、もう一度言います!
毎日の食生活の中で、しっかりと取るべきアブラを選ばなければいけません‼️
なぜなら、何も考えない食生活は、悪いアブラ(トランス脂肪酸)に加えて、良いアブラですら、アンバランスな摂取割合により不調をきたす原因となるからです❗️
私は、『良いアブラの摂る』ことが、リバースエイジング、パフォーマンスアップのために、まず意識すべき取組みの1丁目1番地ではないかと考えています。
糖質を抑え、良いアブラを摂取することについては、今後もより具体的な食生活に反映させるための提案を、自身の体験をまじえながら発信していきたいと思います😊
油脂とは、3大マクロ栄養素の1つ。水に溶けない分子で、脂肪酸によって形成。生体細胞膜の構成成分であり、主に中性脂肪として、エネルギー貯蔵の役割を果たします。
ちなみに、残り2つは、炭水化物とタンパク質。
脂肪酸の種類には、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、トランス脂肪酸があります。
トランス脂肪酸が悪いアブラであることは、前回お伝えしましたので、今回はその他の脂肪酸について説明します。
飽和脂肪酸は、主に牛肉、豚肉、鶏肉などの動物性タンパク質に含まれます。また、ココナッツオイルやパーム油など、植物性の油脂にも含まれます。
これまで、飽和脂肪酸は心血管系の疾患を引き起こすと考えられていましたが、現在の研究においては、その関係が誤りであることが証明されつつあります。
ただし、1日の摂取量として、摂取カロリーの7~10%程度に抑え、なるべくヘルシーな不飽和脂肪酸を選ぶことが望ましいとされています。
不飽和脂肪酸は、常温では液体。血中コレステロール値を改善し、炎症抑制効果があります。
植物油、ナッツ類、種子類などの植物性食品に多く含まれます。
不飽和脂肪酸は、化学構成上の分類として、一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸とがあります。
一価不飽和脂肪酸は、オメガ9とも呼ばれ、体内で作ることができるため食事からの摂取は必須ではありません。
多価不飽和脂肪酸は、体内で作ることができない必須脂肪酸で、オメガ6とオメガ3とも呼ばれています。
しかしながら、どちらも必須脂肪酸ではあるものの、現代の食生活においては、摂取割合のアンバランスが大きな問題となっています。
オメガ6とオメガ3の比率は、2〜4:1が理想とされる中、今の食生活では、その比率が、20:1を超えていると言われてます。
この比率のアンバランスが炎症を引き起こしているといわれています。
つまり、良いアブラは、活動エネルギーになることはもちろん、脳細胞を含む人間の細胞の健全化に必須となる重要な栄養なのです。
そして、その効果を最大限に発揮させるためには、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸の適量の摂取、とりわけオメガ3の摂取を意識しながら、オメガ6、オメガ9、そして飽和脂肪酸の摂取量に注意することです!
アブラが悪ではなく、むしろ身体にとって非常に重要な栄養素であることをご理解頂けましたか❓
だからこそ、良質のアブラを選ぶ必要があるのです‼️
ここが重要ポイントなので、もう一度言います!
毎日の食生活の中で、しっかりと取るべきアブラを選ばなければいけません‼️
なぜなら、何も考えない食生活は、悪いアブラ(トランス脂肪酸)に加えて、良いアブラですら、アンバランスな摂取割合により不調をきたす原因となるからです❗️
私は、『良いアブラの摂る』ことが、リバースエイジング、パフォーマンスアップのために、まず意識すべき取組みの1丁目1番地ではないかと考えています。
糖質を抑え、良いアブラを摂取することについては、今後もより具体的な食生活に反映させるための提案を、自身の体験をまじえながら発信していきたいと思います😊