全ての検査結果は、患者にフィードバックがあるのが普通だと思うのですが、
私の在住国では検査結果が患者まで降りてこないことがしばしば。

ダイヤオレンジ検査はドクターの診断のためのもの。
必要なら患者にフィードバックするし、不要ならしない。ダイヤオレンジ

こういう考え方が一般的な気がします。
日本も病院やドクターによって考え方はさまざまだと思いますが。


自分でドクターに結果を聞くと答えてもらえますが、プリントしてくださいと言うと「え?なんで?」と聞かれること多し。
自分に関する検査結果をもらって何が悪いんだー!とこちらもカチンとくるのですがムキー

ドクター右矢印患者の検査結果はドクターのもの
右矢印患者の検査結果は患者のもの

この認識の違いなのかなーと思うのです。



治療終了後、保険会社に医師の診断書を提出する必要があり、ドクターに必要なデータ一式をメール添付メールで送ってもらいました。もちろん私もチェックできます。

ここで初めて「私そういえばPET-CTの検査結果一度ももらってない」と気がつきました。
初めて見るPET-CT検査結果には、専門医の所見が書いてあるのですが、最後の一文に、びっくり!
「ここのアドレスにアクセスすれば、検査画像が見られます。」

下記がその画面。



専門のアプリケーションは不要で、患者も閲覧可能!!
ただの写真じゃないですよ。マウスでスクロールすれば、断面図を全て確認できます。

えー!こんなすごいシステムがあるなら、教えてよー!びっくりという感じなのですが、
ドクターは「患者がこんな専門的な画像見てどうするの?」と思っているのでしょうか。


猫しっぽ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫あたま


検査結果を逐一もらえないデメリットは、全てがドクター次第なところ。

例えば、婦人科でがん検診を受けても結果の通知はありません。問題あればドクターから電話があるし、問題なければ何もお知らせなし。

でもこれって、ドクターが見落としたり、連絡し忘れたりしたら、そこでアウトハッ
一度忘れたら誰もフォローなんてしなさそうアセアセ
また検体をなくす、結果の送付を忘れるなんてことがあり得るこの国では、これもまた心配になりますガーン

また、抗がん剤治療中の採血で「白血球数大丈夫でしたよ。」と口頭で言われるのとデータ見ながら「基準値XX-XXのうちのXXか。基準値内だけど低めだな。」と理解するのでは、私は後者の方が良いのです。

猫しっぽ猫からだ猫からだ猫あたま


ずっと検査結果をもらえないことに不満だったのですが、一方で「あぁこういう良さもあるんだな」と思ったことが

PET-CTのオンライン閲覧ができることを知ったのは、寛解後のPET-CTの検査結果。
寛解前の画像と比べたくなるのが、患者心理ニヤリ

前回の検診の際に、しれっと、一番最初のPET-CTの検査結果を印刷してもらいました。
しかしシステム導入前だったのか、2020年3月検査結果には、画像のアドレスない。。。
という訳で、画像の比較はできなかったのですがショボーン、改めて最初のPET-CTの所見を確認してみると、結構不安になることが書いてありますガーン

PETで光の集積あり
四角オレンジ左鎖骨上窩 SUVmax 6.5.
四角グリーン縦隔 SUVmax 5.7.
四角オレンジ左傍大動脈 SUVmax6.7.
四角グリーン腰椎 SUVmax 5.9.
四角オレンジ左大転子 SUVmax 5.4.
四角グリーン右大腿骨頭 SUVmax 2.8.
四角オレンジ中咽頭 


えっ!?鎖骨上窩、縦隔、腰椎は認識していたけど、こんなに??ガーン
PET検査は光の集積を見るので、少しでも集積があれば記載するのでしょう。

CTでの所見は、
四角オレンジ縦郭と鎖骨上窩に腫瘍あり
なので、そこはドクターが私に説明してくれた点と同じでした。

確かに病気がわかった時点で、これを見ていたら不安になってただろうなぁガーンガーンガーン

特に私の悪性リンパ腫は病変の数よりも、抗がん剤が効くか効かないかが大事なので、病変の可能性が低いけど光の集積があった個所は、知ったところで不安になっただけだと思います。

ドクターの無暗に患者を不安にさせないようにする姿勢はわかっていたので、
ドクターの情報の取捨選択も患者の心理面では必要なことなのかもしれません


でも本音としては、血液検査の結果ぐらい毎回知らせてほしいですけどねプンプン