鬼怒川の氾濫により、川沿いの多くの人々、そして動物たちが被災されました。
みなさまには 心よりお見舞い申し上げます。
今日はまた 宮城県でも河川が決壊し、多くの人が救助を待たれているとのこと。
傲慢な人間に対して、地球が怒り狂っているのでしょうか?

あの画像を見ていて、まるで津波のようだと、4年半前の 3・11 のことを思い出しました。

あの日、当時まだ 5 年生だった宇宙人。あの頃は清住白河まで通学していたから、地震後に車に乗り、大混乱の都心を抜けて 5 時間以上かけて迎えに行き、同じように 5 時間以上かけて帰ってきた。帰ったときは、もう朝の 6 時だった。

あの時、能天気は私は、そんな大事になるとは思ってもいなかったし、すぐに戻ってくるつもりでいたから、ルナッチを連れていくなんて全く考えてもいなかった。
そんな私に向かって、ウルトラ父は 「何言ってる もしかして まだ大きな地震がくるかもしれない。何時間かかるかもわからないのに、瑠奈を一人で家に置いてくことなんて、できるわけないでしょ 」 と思いっきり叱られた。

「え~、そうなの」 と、ボケボケの私は、「じゃ、瑠奈も 一緒に お兄ちゃんのお迎えに行こうね」 と呑気な返事をしてルナッチも車に乗せたんだっけなぁ。

今考えれば、そうしてよかった。ルナッチは 12 時間近いドライブを屁ともせず、ずっと一緒に車でいい子にしてた。途中、動かない車中でぐらぐらと揺れるのを何度も感じた。
もしルナッチが一人で家に残されていたら、きっと不安でたまらなかっただろう。

今回、幸いにも 2 匹の柴ちゃんが救助された。
ヘリコプターから降りてきたときの、あの安堵した表情を見て、本当によかったと思った。

もちろん、一緒に連れて行けないときもある。だけど、家族の一員として、できる限りのことをしてあげたいと 改めて思わされた。

東北でまだまだ仮設暮らしをしている人は多い。今回のことで、また仮設暮らしをせざるを得ない人たちが増えるだろう。

オリンピックやってる場合じゃないって 思っちゃう。もっともっと 自国の国民に目を向けた政治をしてほしいってね。

なにわともあれ、みなさん、これから心労も重なってくるでしょう。どうぞ、無理をせず、助けを得られるときは、助けてもらって、過ごしてください。