何かで読んだ気がする。何だったか忘れたけど。

"忘れる" という能力はヒトが生きていくうえでなくてはならない大切な能力なんだって。"忘れる"ことができなかったら、ヒトは頭がおかしくなっちゃって、まっとうに生きていけないんだって...

とくに怖かったことや、不愉快なこと。そういう事をいつまでも覚えていたら生きていけないから、
生きていくため、先に進むために無意識に "忘れ去ろう" としているとか

あ~、そうかぁ、そうかもしれないよねって何となく納得してた私。

今ふと思う、だけど、怖くて不愉快でも絶対に忘れちゃいけないこともあるんだって

一年前の私は、とにかく地震と原発(放射線や食品汚染)が怖かった。毎日のように放射線に関する記事を探し、食品汚染に関する情報を探し求めてた。

それが今、あのときのように必死になっている私はいない。まだ放射線や汚染のことは怖いと思ってるけど、なんていうのかなぁ、そのレベルが下がってきているきがする。
恐らくこれこそ、今の日本政府や自民党、電力会社、原発ムラの人々が願っていることなんだろう。

しばらく時間がたてば、時間がたつほど、一般市民の原発に対する恐ろしさが希釈されてきて、だんだん忘れ去られるに違いない、その時にコッソリ事を進めようって

そんなことダメダメ この国の子供たちのため、将来も日本がちゃんとした国でいるために、
絶対に忘れたらだめ

どんなに怖くても、絶対に忘れてはいけないことはあるのだ  

歴史は繰り返すっていうけど、それって結局この "忘れる" という能力のおかげで繰り返してきてしまっているのだろうか。

そういえば、今日は終戦記念日だ。

最近は領土問題でのトラブルも多い。自分が、自分がって言う自分だけよければいいっていう考えの人が増えたっていうか、我が国が、我が国がって、聞く耳持たずに 自己主張ばかりする国や政治家が横行している気がする。なんだか嫌な世の中になってきたなぁ。。。


もんじゅくん