愛媛県松野町の国史跡河後森城では景観整備として自なり植物の群落化を進めているが、第二段のいろは紅葉が育ってきた。
やったこと言えば日を入れるために適正な間伐を行うことであるが、それが早々に効果を発揮し、紅葉が帯となって連なってきた。
これは昨日行われた公開型の植生、景観整備の一こま。まだ帯としては凸凹があるが、若木も育っており、次年、次次年がたのしみ。
今が見頃だよ。足運んでも損なし。
河後森城では春のオンツツジ(山ツツジ)、秋のイロハ紅葉、冬のヤブツバキの群落化を進めており、紅葉はツツジに続いての第二段。
この仕事を役場と連携しながら進めているのが、「森の国山城の会」。
この会がこの度、埼玉県熊谷市でおこなわれた全国育樹祭大会において「国土緑化推進機構理事長賞を受賞した。多分、史跡整備と利活用の一貫で受賞したのは初めてではなかろうか。
会は結成して20年弱、会長も三代目で、高齢化も目立つが意気は軒高です。
草刈り、移植、間伐だけでなく、河後森城に生する植物を人間との関わりとの関係で、食べる、見る、使うに分けて古老などから聞き取り調査。
城内植物を「緑」と言った自然的観点だけでなく、人間の関わりという人間学、歴史学との関係で調査整理し例会で発表もしている。
写真を送って貰ったので、アップロードしようとしたら,小生には意味不明のgif.jpeg.pngしかダメだそうで、とりあえずは写真は見送り。
残念。こうなったら自力で見に行って。あるいは松野町のHPでね。