2/23に鬼北町の近永公民館で表記の会が開かれた。
内容は
・事例報告
「史跡等妙寺旧境内の災害とその対処」 幡上敬一(鬼北町教育委員会)
「史跡松山城・城山の災害とその対処」 栗田正芳(松山市教育委員会)
「史跡宇和島城の災害と植生による毀損」廣瀬岳志(宇和島市教育委員会)
「史跡能島城跡の毀損と植生」田中謙(今治市教育委員会)
・講演
「史跡を活かすための植生管理」江崎次夫(愛媛大学名誉教授)
・シンポジウム
コーディネーター 下條信行(愛媛大学名誉教授)
でした。60人ほどの参会者でしたが、福岡からの参加もあり、どうも各地で悩みを抱えているらしい。
参加者です
シンポです
これは同町の史跡旧等妙寺境内でおきた土砂崩れの復旧と史跡全域の整備の過程からその原因を探り、今後の対策に役立てようとの考えから立案されたもので、県内の種々の史跡災害経験を有する事例を集め、共有のうえ、多くの人にも知って貰おうとの試みなのである。
これはこれまで結構見落とされてきた視点であり、全国各地で同様の災厄に悩んでいる課題でもあるので2回に渡って紹介と解説をします。