モーニング娘。のコンサートに行ってきました。
エースで大黒柱のれいなの来春卒業が発表されたモーニング娘。
私の関心はれいなれいなれいなでした。
One.two.threeで始まったコンサート。
だーっと人気ナンバーが続いて、9・10期の笑ってyou!へ。
どうしてもれいななき後のモーニング娘。を想起せずにはいられません。
んーーーー、やっぱ。。。と思っていたら、さゆれいなの私の時代!へ。
やっぱさゆれいな、ハンパない。キャリアって目に見えるのね。
いや、笑ってyou!もよかったけどね。
れいなってモーニング娘。のエッジだったと思うんですよね。
その歌声も、ルックスも、キャラもね。
そのなかでも、やっぱり歌。
モーニング娘。はボーカルグループでずっときてますから、れいなの声、テクニックのある歌唱は存在感が大きくて。
愛ちゃんと歌っていた頃は、大陸的な愛ちゃんの歌に対して、鳥が空を飛ぶような、潔くてバネのあるハイトーンボイスで、ともすれば本格的になりすぎるきらいのあったモーニング娘。の曲にアイドルの香りを振りかけ、愛ちゃん卒業後は(やっぱ高橋卒業前と以降でモーニング娘。は大きく変わった。そしてそのあとを引き受けたのもれいなだ。)未熟で若い声の後輩たちの中で、曲がまいごにならないように、どっかに飛んでかないように、要所要所をピンで留めるような、正確で正解の歌唱。曲の理解も深い。誰が失敗しても、れいなが正解の位置に戻してくれるっていう安心感。れいなの歌で、娘。の曲の輪郭がはっきりする。れいなのパートはハッとするんだよね。それは、れいなの歌には「狙い」があるからだと思う。ここに落とすぞ!っていう狙いね。そしてばっちり合わせてくるんだ。
愛ちゃんが感情を歌にして、れいなはケミカルさ、POPさを表現してた。
今声を加工するのが流行っているけど、れいなは声を加工しなくても、同じような変化を歌に感じさせることができる。(嵐の相葉さんみたいにね)
そりゃあつんくさんもお気に入りなはずだよ。
愛ちゃんがいなくなってからのモーニング娘。の曲は、以前に比べるとやっぱり情緒が不足していて、小田さくらがそこを担うよねーって楽しみにしていたのに(れいな卒業までにあと一曲はシングル出るよね?)今日、リゾナントブルーを鞘師とのツインボーカルでやったけど、やっぱり鞘師じゃダメなんだ。小田さくらとのリゾが見たい。だけど、小田さくらが参加する最初のツアーでれいなが卒業しちゃうなんて、なんて持ったいない。れいなの横で小田さくらが成長するのを見たかったよ。
れいなと後輩。今日、れいなは、今が一番充実してるっていってた。
後輩たちがすごく嬉しそうだった。後輩がれいなをいじり、れいなが後輩にむちゃぶる。卒業前に、れいなが娘。に完全に馴染んだのが嬉しい。このメンバーでれいなの卒業式できることが嬉しいよ。
今はさゆみとれいなが縦横無尽の活躍をして、娘。を支えてる。
会社で同僚はどんどん抜けて行って、だけど仕事は増えてって、後輩が8人。
できないなんて言ってられない。不満なんて感じてる暇もない。自分だったらと思うと怖すぎる。
そんな中、今が楽しいと笑うれいな。孤高の存在であったれいなが娘。を支えるっていう、またそこに無言の背中的な、高倉健的なドラマを勝手に感じて胸を打たれまくり。れいなはずっと好きだけど、愛ちゃんなき後のれいなはかっこよすぎだ。
そしてさゆ。同期のふたり。
お互いをビジネスパートナーと呼ぶ二人だけど、この二人の絆が凄いと思った。
すごいシンクロしてます。奇跡です。見た目も性格も声質も正反対の二人だけど、どこか似てる。今のさゆれなは絶対見ないとダメですよ!れいなが卒業したら、もう二人で歌うことはないのかな。たぶん、卒業後の方向性も真逆なんでしょうね。だからこそ、今のこの輝きを、あと2回。絶対見てやると思いました。
今日のスクリーンは二人一緒に写すことが多かったんだけどわざとですよね。
なかせんといてください。
アー写何かでよくある、前列中央付近にれいな、後列にさゆっていう立ち位置がすごく好き。今のモーニング娘。を、六期の二人の仕事ぶりを現してますよね。
でも、今日、リゾを見て、ああ、れいなは卒業しなきゃダメだな、とも思った。
今日までは嫌だなーと思っていたけど、もうれいなはモーニング娘。には持ったいない。
みんな持ったいなくなると、卒業なんだよね。。。。
娘。が好きだから、娘。にいて欲しいけど、娘。じゃないれいなもみたいなって、今日はじめて思いました。なんか。。。れいなだったら大丈夫なような気がしてきた。れいなのロック。楽しみにしてます。