細切れシリーズwとくには探さないっw
今読むと ん?て思うところもあるけどそのままアップ。2008年を感じてくださいw
えっと。。。あとは、Hey!Say!JUMP!か。。。
ここも王道ですよね、ジャニーズの。
すぐ前のデビューがKAT-TUNと関ジャニという、ある意味アダルトな(笑)イメージのグループだったことの比較からも手伝ってめちゃめちゃフレッシュな感じがありますね。
このグループは面白いですよ。
ジャニーズのこれまでの伝統がたくさん含まれていますもの。
■Jrで活躍した元ショタの実力派=藪
■現ショタ=知念(錦戸的天才系)/森本(香取的無邪気系)
■V6的(古くは光GENJI的ともいう)アダルトヤングチーム分け
■お笑い仕切り系=八乙女
■ホスト風味=高木(ごくせん出演笑)
■コンビ萌え=藪・八乙女/山田・中島(個人的には新旧ショタの藪・知念に最も萌えますが)
■滝沢風正統派きらきら王子=中島
■山P風陰のあるセクシー王子=山田涼介
■地味路線=岡本・有岡(隠し玉ともいう)
■美形=伊野尾
などなど。。。見れば見るほど仕掛けを感じる面白いグループです。
同年代の女子を束ねてしばらくは小中学生のアイドルをやっていくんでしょうが、中島・山田の両エースが上手に成長すれば面白いことになりそうですよ。
やっぱりジャニーさんは天才だなあ。。。。
だがまあしかし、Hey!Say!JUMP!(打つのめんどくさいグループ名ですねえ)がセンターを張るのは少なくとも5年~10年後でしょう。
それまでの本命は。。。。
やっぱり嵐、といいたいですね。(ま、ここは「嵐様と私」なので。)
あえていうなら「NEWS」が対抗、本命が「嵐」で。
なぜなら、この2組はやっぱり「正統派」なんです。
さわやかで、明るくて、高感度の高い、ポジティブな魅力を持つ、ジャニーズの王道なんです。
「NEWS」を見ていると、少し前の嵐はこんな感じだったのかな~と思ってしまいます。
「優等生」って、存在としては地味なんですよね。
危険な香りもしないし、特別に面白いわけでもない。はっきりとしたキャラをつかむまではしんどいと思うんですよ。
「You&J」の他の2組はわかりやすいキャラクターを与えられていますけど、NEWSは、「王道」これだけですからね。。。。
それでもデビューの頃は、
■内&錦戸のコンビ萌え
■山P&内&錦戸のタイプの違う男前萌え
■実力派テゴマス
などなどの、Hey!Say!JUMP!並の仕掛けがあったのに、その仕掛けも自ら壊してしまうし。
特に内の脱退は惜しい。その後の錦戸亮のキャラ構成に多大なる影響を与え、それがNEWSのバランスの悪さにつながったと思うねんな~。NEWSは、トップ2人(山Pと錦戸)がどちらとも月影タイプ。太陽に当たるほどのインパクトキャラがグループ内にいないのに、グループイメージはさわやかで、月影タイプのふたりがさわやかさんをやってるから魅力が出し切れへんと思うんだな~。内がいれば、錦戸に確変が起きたかもしれないと思うと、非常に惜しいな~。
そしてNEWSの一番の悲劇は大エースの山Pが、グループ向けのキャラではないこと。
ソロで表現しているときの山Pはあんなにかっこいいのに、なぜNEWSではそんなに地味になる??????(類似:今井翼)
きっと毒(色気)が強すぎるんだろうなあ。。。。
山Pの持っている毒(色気)とNEWSのパーソナルイメージが真逆なんじゃないだろうか?
なのに、山Pの影響がグループに大きく出ているからNEWSは伸び悩んでる感があるんじゃなかろうか?
きっと山Pは、グループに配置するとしたら、真ん中で光るタイプじゃないんだよ。。。
名前が大きすぎて真ん中に配置せざるを得ないけど、真ん中じゃないんだと思う。
錦戸亮は、NEWSでは山Pがいるおかげで、グループの中で「青レンジャーの位置」にいられるからまだマシだけど、それでも関ジャニにいる時の、「一番端っこで喋らないけど(ラジオは別)一番男前」のポジションのほうがやっぱりかっこよく見える。
そういう風に、グループの中で適した立ち位置に立っていないと、魅力は半減してしまうことがあるのではないかな。
NEWSは、今「グループ内適した立ち位置」の模索をしているところだと私は思う。
カギはテゴマス。彼らの持つポジティブなイメージとその歌声の持つ可能性は「NEWS」独自のものに育っていく可能性が高い。ふたりのキャラクターも面白い。
(私は増田くんの朴訥さを感じさせる雰囲気が好きだ)
そして他メンがこれからもっと成長して個性が出てきて、山Pが巨星に見えないくらいになれば、NEWSは本丸になりえるだろう。
NEWSはエースとジョーカーが山Pなんだよね。(そこまでの魅力がある山Pは本当に凄いと思うが)
脱山P!を目指して頑張ってもらいたい。
そして嵐。
今回この記事を書いている間、自分の中で、「なぜ嵐がこんなに好きなのか?」の謎がまたちょっと解けた気がする。
嵐にはスーパースターがいないんですよ。
松潤・翔さん・ニノの【個人仕事豊富メジャー組】と、相葉ちゃん・大野くんの【個人仕事は少ないマイナー天才組】の5人で構成されている嵐ですが、以前はメジャー組の3人がほぼ同量(時期により多い少ないはあるにしろ、)の露出、マイナーの2人がほとんど世間に知られていない、という偏った布陣だった。
メジャー組の3人の個人仕事が嵐の厳しい時代を支えたのだろうと思う。(ありがとうメジャー組)
プロデューサー的な観点を持つ松本潤は、「嵐」をメジャー路線に乗せるために自らをセルフプロデュースし、完璧なアイドルを演じてみせる。
人と同じことが嫌い(だろうと思う、どう見ても)な二宮和也は、自分にしかできない表現を追及することで名優の仲間入りを果たす。
櫻井翔はその素直な感性とチャレンジスピリットで、ジャニーズの新しい扉をどんどん開けていく。
このメジャー3人組の個人仕事の色がまったく違うことで、「いちばん」を決めにくい土壌ができた。また結果として、3人のうち、個人仕事で他メンを置き去りにするような大きなブレイクもなかったことが嵐にとって、とてもよかったのだと思う。
対してマイナー2人組に関しては、よっぽど自由にやってきたのだろうと感じさせるほど、のびのびしているように見える。普通、グループ内で若干の人気差が出てくると嫉妬とか羨望とかが出てくるものだろうと思うが、このマイナー2人組からはそれが感じられない。昔、翔さんが、「嵐は大野と相葉が癒し系だからうまく行っているんだ」と言っていた。
大野くんは自分と他人を比べるようなことはしない、新しい「我が道を行く」タイプだし、相葉ちゃんに関しては、いいコすぎる。そして嵐を好きすぎる笑。
そして、嵐は5人が5人とも、センターではなく「別のポジション」を探しに行くタイプだったのだ。
理由はそれぞれ違う。
■松潤はプロデューサー的観点から嵐のバランスを補完するため
■ニノは「他人と違う」表現を好むため
■翔さんは、もともとの素質、素地が、他メンと違いすぎるため
■相葉ちゃんは、本気で天然。天然で特級品。だれも真似できない。
■大野くんは、立ち位置など考えない人。常に自然体。
もともとみんながオンリーワン志向だったので、キャラがぶつからずにそれぞれの個性を育てることができた。それが今の嵐の豊かな彩りのもとになっていると思います。嵐は、個人で見れば、他のグループのメンバーに勝てないかもしれませんが、グループで見たときには最強なのです、これが嵐が強い一番の理由です。
そして、嵐のブレイクはやってきました。表向きには「花男」でしょう。やっぱり。でも、彼らには「C×D×Gの嵐!」という番組がありました。この番組が実質ブレイク前夜の嵐を形作ったと言っても過言ではないでしょう。
嵐には
■松潤=王子×ドS
■翔さん=優等生×ヘタレ
■相葉ちゃん=おバカ×純真
■ニノ=キュート×小悪魔
■大野くん=天然×天才
というわかりやすい個性とフォーメーションがあります。いわゆる「鉄板」というやつですね。
これはもともとの素質もあったのでしょうが、TV的に表現することを覚えたのは、この番組だったんじゃないかな。
SMAPも個性豊かなおにいさんたちです。個人としてのキャラの立ち方はまだおにいさんがたには及びませんが、メンバー同士が織り成すコントラストの鮮やかさは、嵐の方に分があるんじゃないかな~と思います。
SMAPは木村拓哉と仲居正広という2大リーダーの元に前進して行ったグループで、ひとりひとりの完成度は高く、スタイルが構築されています。
嵐は露出の差はあれ、実力は拮抗しています。個人の完成度はまだこれからですが、各人の、アピールできる、イチバン得意な部分がメンバー間でカブっておらず、それぞれの得意な部分を合わせて完璧な五角形を創るという、今は特に、奇跡の瞬間とも呼べる時期です。今の嵐のバランスの良さは、意図的に作ろうと思っても不可能です。ですが、嵐のような仲間が欲しい、と思っている人は多いはず。
嵐ファンは、担当はいるけれど、基本、嵐の全員のファンです、というかたが本当に多いと思います。
それはキャラ萌えもさる事ながら、
メンバー同士の「関係値萌え」が働いているからだと思います。
嵐は光の当たらなかった地味~な時代が長かったこともあり、そのキャラクターは未だに新鮮味を残しています。
大野くんや相葉ちゃんなど、まだまだ一般認知が進んでいないキャラクターも控えていることを考えると、一般へ向けてさらなる魅力のアプローチの余地があります。
また、こういった経験は誰にもあるもので、今現在は環境に恵まれていない人は、遅咲きの嵐を見て勇気付けられるでしょうし、頑張った経験のある人は、嵐を微笑ましく見守るでしょう。
スマ兄さんもそうであったように、不遇を乗り越え、ひとつひとつ階段を上って成長する様は、とても魅力的で、多くの人を魅了します。
そして現在、不況や不信の溢れる世の中において、頑張るということが難しくなってきており、嵐のように前向きで、仲間と信頼、尊重しあい、仲がよく、コツコツと実力を積み上げていくというその姿こそが嵐の最大の魅力なのです。
こういったある意味暗い時代に、嵐のような
明るく素直と言ったプラスの魅力をもったキャラクターを見ていたいと思う心理が視聴者に働くのは当然です。
今、そういうわけで、嵐が時代に求められている、というのが私の持論で、私が嵐を好きな理由でもあるわけですね。
過去記事 2008/10