本日解散されました東京事変のライブシネマに行ってまいりました。
実は昔の好人が林檎さんを好きでおすすめされたことがきっかけで、林檎さんのことは好きだったんですけど、でもソロの林檎さんは濃すぎるというか、ついていけない感じがあったのですが、「東京事変」として演る林檎さんは瑞々しくてかわいくて、とても魅力的だなあと思い、興味を持って見ていました。
私は彼らの「Dynamite out」というライブDVDを持っていまして、夜中によく見るのです。このDVDは東京事変の最初のライブが収録されていて、メンバーも今と違う「1期」の人たちが演っているんですよね。
この「1期」メンバーを私は凄く好きで、(だってめちゃめちゃかっこいいんですもの)ここから2名入れ替わった「2期」は、特に大きな意味もなく興味を持てないでいたんです。
今日は解散日、ということに昨日気がつき、そういえば映画館でビューイングするんじゃなかったっけ、と調べるとまだ若干席があるとのことでしたので、休日だったこともあり、出かけてまいりました。
映画館につくと、事変のファンの人たちがグッズの小旗を持って屯していました。
やっぱ林檎さんに影響されている人たち、なんとなく似通う雰囲気を感じます。
特に女の子は可愛い人が多いと思った。
一人で見に来ているサラリーマン男子とか、ちょっと萌えました。
まもなくはじまり、林檎さん、さすがの迫力です。
林檎さんがだんだん開く様、開き始めてからのスピードと圧倒的な光が凄いです。
凄いのにチャーミング。素敵な女性になられたなーと思いました。
また、バンドの4人もかっこいいです。
私の好きな1期に比べると、音が繊細で軽やかだなと感じましたが、その中でも
刄田 綴色のドラムは鮮烈で、疾走感があってやっぱ好きです。
なにしろみんなとても楽しんでいて、なぜ解散するのだろうか、と不思議に思いました。
ですが、アンコールで「群青日和」を演じた彼らを見て、「ああそうか。。」と納得しました。
それは私の知っている「群青日和」ではなかったんです。
あの頃の群青日和よりももっと洗練されていて、たぶんかっこいいんだと思います。だけど。私は、「ああ。。。」と思ってしまったんですね。
メンバーも違いますし、違うのは当たり前ですけど、そういったことではなくて、
やっぱり人もバンドも成長してしまうんですね。
成長してすすむのなら、留まっておくことなどできない、それは当たり前のことだなと感じました。
ダブルアンコールのいちばん最後に私のいちばん好きな「透明人間」がかかったとき、人生は捨てたものじゃないなーと大げさながら思いました。それくらいの感動がありました。
行ってよかったです。東京事変、めっちゃ素敵でした。
透明人間(ただし1期。やっぱ1期が好きだ)